C大阪アンバサダー・森島寛晃氏がトークショー

2014.05.16 13:30 Fri
▽寄せ集めの選手たちと熱血監督がブラジル・ワールドカップ予選で初勝利を目指す感動の実話、映画『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』が、今週末の5月17日(土)より東京・大阪で2週間限定の劇場公開と、オンデマンドで同時配信されます。公開が迫る5月15日(木)に、大阪・テアトル梅田にて、元日本代表・現C大阪アンバサダーの森島寛晃氏を招いたトークショー付試写会が開催されました。イベントでは、映画の感想に加え、先日発表されたワールドサッカー・ブラジル大会のメンバーや試合に向けての発言も飛び出し、会場を盛り上げた。

──アツいサッカー映画を観た、アツい男・森島さんのご感想は?
「主人公のアメリカ領サモア代表チームがオーストラリア代表に0対31で大敗したドン底から、選手たちの気持ち、チームがどんどん変わっていく姿をずっと観ていてジーンとしました!中でもオランダから来たトーマス・ロンゲン監督。熱血監督が、人の気持ちを動かしていく姿に感動しました。監督像というか、今“熱い男”と言って頂きましたが、こういう熱血さがまだまだ僕には足りないなと、映画を観て改めて感じましたね」

──森島さんもいつかセレッソ大阪で監督を、と考えてますか?
「考えてますよ!監督が選手たちに自分の気持ちを伝えていく、そして選手たちにも監督の気持ちがドンと入ってくる光景は、みなさんも惹きこまれると思いますね」

──ついにブラジル大会の代表メンバーが発表になりました。森島さんのセレッソ大阪現役時代の背番号「8」を受け継いだ香川真司選手・清武弘嗣選手・柿谷曜一朗選手らが選出され、セレッソからは期待の山口蛍選手も選ばれましたね。
「セレッソ愛を持った選手たちが、セレッソを離れた後も海外で活躍して、セレッソの名前をどんどん世界中に知らせてくれ、そして日の丸をつけてW杯メンバーに選ばれたというのは嬉しいですね!」

──サプライズ選出の大久保嘉人選手とは話しましたか?
「「おめでとう」だけメールしました。大久保から「ほんとにありがとう」と返ってきましたね。サッカーが好きで、常に向上心を持っている選手ですから、今回必ず出たいという気持ちが強かったと思います。そんな中、実際に名前を呼ばれてびっくりしたみたいですね」

──6月14日(現地時間)に初戦のコートジボワール戦を迎えますが、6月14日といえば2002年日韓大会の長居のチュニジア戦で、森島さんがゴールを決めた日ですね!
「ですね!柿谷が走っていってゴールを決めて、ひこうきポーズ!勝手にポーズまで決めてますが、そうやっていいスタートが切ることができれば、日本もグッといけるんじゃないかと思っています」

──注目の選手を1人だけ挙げるとしたら?
「上位にあがっていくためには、点を獲らなければいけない。点を獲るといえば、柿谷!柿谷曜一朗が本当に必要だと思います。柿谷という選手は、メッシ、ロナウド、カカと並べても世界中があっと驚くようなプレーをする選手なので、是非とも彼のゴールに注目してほしいです」

──ズバリ!優勝候補は!?
「それは日本でしょ!選手たちも、口に出して常に優勝目指して頑張ってほしいですね!これはありえることですからね!そんな中で、個人的には、ブラジルが気になりますが…」

▽さらに、映画の公開より一足早く本作を鑑賞した現役&元サッカー日本代表選手たちや各界の著名人からの、映画を絶賛する応援コメントをご紹介します。

●中山雅史さん(元サッカー日本代表)
困難をチャンスに変える挑戦心。チームで戦う団結力。日本代表にも見せてほしい。W杯で魂をこめた試合を!アツい映画でした!

●宮間あやさん(岡山湯郷Belle/なでしこジャパン 現キャプテン)
人を大切に思うこと、国を大切に思うこと、そしてサッカーを愛することの偉大さを強く感じました。心が震えるほどのこの感動を、たくさんの方に体感してほしいです。

●澤穂希さん(INAC神戸レオネッサ/なでしこジャパン)
全員がアマチュア選手で国際大会では大敗を記録したアメリカ領サモアの代表チーム。数年前には大津波が国土を襲い、多くの犠牲があったこの国で、ブラジルワールドカップに賭ける熱い思いを胸に、愛する人のため、仲間のため、そして母国のために立ち上がる代表選手たちから多くの感動と勇気をもらいました。

●森島寛晃さん(セレッソ大阪アンバサダー)
歴史的な敗戦をしたチームの選手達が下を向いて自信を無くしていた中、監督・選手達の絆が深まり、さらにチームが団結して勝利という夢に向かって、一歩ずつ歩んでいく姿が心に響きました。

●本並健治さん(日本女子サッカーリーグ スペランツァFC大阪高槻 監督)
選手たちのサッカーが好きという純粋な気持ち、ひたむきさや愛国心からくるプライドと困難をチャンスと捉える監督のマネジメント力から彼らは勝利を重ねた。人が何かに挑戦をするときに勇気とヒントを与えてくれる映画だ。

●武蔵川光偉さん(第67代横綱 武蔵丸)
世界最弱だけどサッカーを純粋に愛する彼らが、W杯を目指す姿に感動した。この映画を通して、アメリカ領サモアの素晴らしい文化、島民皆が家族のような温かい関係性、そしてありのままの自然や景色を体感してほしい。

●勝村政信さん(俳優)
アメリカ領サモアと日本のサッカーの成り立ちがとても似ていて驚いた。外国人監督が基盤を作ってくれたこと。そして何より被災された方達とともに戦っていることだ。いつかW杯の決勝で戦って欲しい。

予告編をチェック
『ネクスト・ゴール!』紹介ページへ
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