バルサ、コパ準決勝でソシエダに2点差をつけて先勝《コパ・デル・レイ》

5日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsソシエダは、ホームのバルセロナが2-0で勝利を収めている。同日に行われた試合でレアル・マドリーがホームでアトレティコ・マドリーに3-0と勝利したため、決勝でクラシコが実現する可能性が高まっている。

先週末のリーグ戦でバレンシアに敗戦して、今季ホーム初黒星を喫したバルセロナ。この試合で勝利を取り戻したいところだが、開始早々にカウンターからピンチを迎える。マスチェラーノのミスを突いたベラからグリーズマンと渡り、強烈な左足シュートを見舞われた。だが、ここはGKピントが弾いて失点を免れる。

守護神に救われたバルセロナは11分から立て続けにチャンスをつくる。ダニエウ・アウベスのクロスにセスクが合わせてゴールに迫ると、その1分後にはセスクのミドルシュートがこぼれたところにサンチェスが詰める。しかし、至近距離からのシュートも枠をとらえず、先制の好機を逃した。

バルセロナはなおも攻める。25分、セスクのクロスにメッシがボレーで合わせる。38分にはメッシの直接FKがバーに直撃。幾度も決定機をつくるが、肝心のゴールが生まれない。

42分には、またもカウンターからベラが抜け出してマスチェラーノと競り合いながらGKピントと1対1に。ピントが足に当ててベラのシュートを止めたが、冷や汗をかいた。

なかなか先制点を奪取できなかったバルセロナだが、前半終了間際にセットプレーから均衡を破る。CKからファーサイドにいたペドロがボレーを放つと、最後はブスケッツが左足で押し込んでネットを揺らした。

ソシエダは失点直後にイゴール・マルティネスが1つ前のプレーでマスチェラーノがベラを引っ張っていたとして主審に抗議を行い、レッドカードを提示される。後半を10人で戦うことを余儀なくされた。

数的優位となったバルセロナは、快適にボールを回して攻撃を展開していく。60分、サンチェスに決定機。背番号9のシュートはポストに嫌われたが、エルストンドのクリアがGKスビカライに当たってオウンゴールとなった。

バルセロナは74分にサンチェスに代えてイニエスタを投入。ペドロ、メッシがチャンスを迎えるが、スビカライの好守もあり3点目を奪うことはできない。86分にはセスクを下げてテージョをピッチに送り込んだが、それ以上スコアに動きはなかった。

バルセロナは2点差のアドバンテージを得て、11日に敵地アノエタでの2ndレグに臨む。


提供:goal.com