ザック監督が本田に金言 ゴールへ向かえ
2014.02.04 09:15 Tue
ザックが本田に金言を授けていた。日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)が3日、休暇を終えてイタリアから来日した。W杯に向けて、海外組はシーズン後半戦の真っ最中。そんな中、ACミランのMF本田について日本の報道陣の前で初めて口を開いた。1日のトリノ戦後、本田はイタリア各紙に「火星人のよう」などと酷評されたが、ザックの考えは違った。
ザック ロシアとイタリアは異なる。セリエAという世界最高峰のリーグにすぐなじむということは、そんなに容易なことではない。慣れない右でプレーしているが、イタリアで活躍するには判断力と素早いプレーが求められる。だが彼はそれを持っている。
98-99年シーズン、ミランの監督就任1年目にリーグ優勝した。屈指の名門で、すぐに結果を残した実績がある。だからこそ本田にも即効性のある金言を伝えた。「本田には(DFラインの)裏への動き、相手のマークを外してゴールへ向かう姿勢について、自分がアドバイスをした。それは本来の本田の姿ではないが、増えてきている」。それはつまり、相手のゴールを脅かすこと。パスよりもシュート、アシストよりもゴール。そうすれば自然と評価も上がっていく。
本田がミランで不動の地位を築けば、W杯で戦う日本代表の力になる。「大事な資質は第一にパーソナリティー(個)だ。本田は十分に持っている」。本田の進化が、日本の進化につながる。【栗田成芳】
提供:日刊スポーツ
ザック ロシアとイタリアは異なる。セリエAという世界最高峰のリーグにすぐなじむということは、そんなに容易なことではない。慣れない右でプレーしているが、イタリアで活躍するには判断力と素早いプレーが求められる。だが彼はそれを持っている。
98-99年シーズン、ミランの監督就任1年目にリーグ優勝した。屈指の名門で、すぐに結果を残した実績がある。だからこそ本田にも即効性のある金言を伝えた。「本田には(DFラインの)裏への動き、相手のマークを外してゴールへ向かう姿勢について、自分がアドバイスをした。それは本来の本田の姿ではないが、増えてきている」。それはつまり、相手のゴールを脅かすこと。パスよりもシュート、アシストよりもゴール。そうすれば自然と評価も上がっていく。
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