日本戦を控えるベルギー、コロンビアに敗戦《国際親善試合》

2013.11.15 08:07 Fri
14日に行われた国際親善試合、ベルギーvsコロンビアは、0-2でアウェイのコロンビアが勝利した。

ワールドカップ出場を決めている両国の対戦は、どちらも序盤から能力の高さを見せた。スコアはなかなか動かないものの、チェルシーのモウリーニョ監督が見つめる前で高い技術と堅い守備が光る拮抗した展開になる。

決定機はそれほど多くなかったが、6分と40分にベンテケが右からのクロスに頭で合わせてベルギーが惜しいシュートを放った。それでも、枠を外してしまい、ベルギーは好機を生かせず。0-0でハーフタイムを迎えた。

試合が動いたのは51分。先制したのはコロンビアだった。敵陣の低い位置でボールを持ったハメス・ロドリゲスが3人の選手を引きつけてスルーパスを出すと、相手最終ラインの乱れをついて中央のファルカオが裏へ。独走で一対一になると、ファルカオはGKを抜きにかかる。ミニョレにボールを触られながらもコロンビアのエースがしっかり決めて、スコアが動いた。

先制点で勢いに乗ったコロンビアは、クアドラードらの突破で追加点を目指していく。

一方のベルギーは、58分にデ・ブライネとデフールが下がり、ルカクとミララスが入った。66分にはアザールが下がり、メルテンスがピッチへ。

しかし、交代選手が結果を出したのはコロンビアだった。66分、コロンビアはセットプレーのチャンスを得ると、ボックス内で折り返しのボールを60分から出場のイバルボがコントロール。左足を強烈に振り抜き、ゴールネットに突き刺した。

ベルギーは75分にフェライーニ、82分にメルテンスと決定機をつくったが、いずれも右ポストに嫌われて差を詰めることはできない。試合は0-2でベルギーが敗戦。

ベルギーは19日に日本代表と国際親善試合を行う。
提供:goal.com

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