フランス、エブラ発言に苦言も処分はせず

2013.10.25 14:57 Fri
フランスサッカー連盟(FFF)は24日、公式ウェブサイトで声明を発表し、不適切発言が騒がれたマンチェスター・ユナイテッドDFパトリス・エブラについて、今後のフランス代表チームへの招集は問題ないと発表した。

エブラは先日、『TF1』のインタビューで、自身を批判する元フランス代表DFビセンテ・リザラズ氏ら4人の解説者を批判。「あの浮浪者どもはフランスの人々に嘘をつくのをやめるべきだ」などと、痛烈に非難した。この一連のインタビューが問題視され、FFFはエブラを召喚している。

FFFの発表によると、ノエル・ル・グラエ会長およびディディエ・デシャン代表監督は、エブラとの会談で、発言における一部の不適切な言葉や、発言のタイミングに苦言を呈したとのこと。フランス代表は11月、2014年ワールドカップ欧州予選プレーオフでウクライナと対戦する。

エブラはこれに対し、一部の発言とタイミングについては、適切でなかったと認めたそうだ。一方で、フランスサッカーや代表チームのイメージを損ねるつもりはなかったと主張。また、自身への批判により、家族が苦しんでいることも伝えたとのこと。

これを受け、FFFは、「正当化はできない」としつつも、エブラが一連の発言をした理由が「説明される」とし、ル・グラエ会長がエブラの招集を認める決断を下したと発表している。

ウクライナと対戦するフランスは、11月15日にアウェイで1stレグ、19日にホームで2ndレグを戦う。


提供:goal.com

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