デシャン「どのチームと対戦したいというのはない」

2013.10.16 14:00 Wed
フランス代表は15日に行われたワールドカップ(W杯)欧州予選でフィンランドと対戦し、3-0で快勝した。ディディエ・デシャン監督は、11月に行われるプレーオフに向けて、早くも気を引き締めているようだ。ただし、対戦希望はないとも話している。

フランスは、MFフランク・リベリのゴールで先制。後半にオウンゴールで加点すると、終了間際にFWカリム・ベンゼマがダメ押しゴールを挙げ完勝した。しかし、グループ首位のスペインがグルジアに勝利したため、フランスは2位でプレーオフへ回ることとなった。

デシャン監督は試合後、フランス『TF1』で以下のように語った。

「最初、我々はグループで首位に立つことを望んでいた。しかし、このような試合をして3ゴールを挙げることができて良かったと思う。特に11月のプレーオフに向けてね。プレーオフでどのチームと対戦したいというのはないよ。だけど、(クリスチアーノ・)ロナウドを擁するポルトガルとの対戦が、ほかと異なってくるのは確かだ。我々はプレーオフに向けて切り替えていく」

現行のFIFAランキングで25位のフランスは、プレーオフで強豪チームとの対戦が予想される。リベリはポルトガルやクロアチアとの対戦だけは避けたいようだ。

「(プレーオフで)簡単な試合はない。僕らは男にならなければならないだろう。そして、ブラジルへ行くためにも、その2試合でベストを尽くさなければならない。ポルトガルとクロアチアとの対戦は避けなければならないだろうね」

11日に行われたオーストラリアとの国際親善試合に引き続き、この日もゴールを挙げたベンゼマは、アシストをしたリベリに感謝しているようだ。

「フランクが僕に2つのアシストをしてくれたんだ。彼の働きを称賛したいね。今日もゴールを決められたのはうれしい。でも、勝利が一番重要なんだ。非常に良い試合だった。これからも続けていかないといけないね。プレーオフについては、C・ロナウドと話をするつもりだよ・・・」



提供:goal.com

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