レーブ、ハットトリックのシュールレを称賛

2013.10.16 08:05 Wed
ドイツ代表は15日、ワールドカップ(W杯)欧州予選グループC最終戦でスウェーデン代表と対戦し、敵地で5-3の勝利を収めた。ヨアヒム・レーブ監督は、3失点の守備に課題を感じている様子だが、結果には満足しているようだ。

ドイツはW杯欧州予選の10試合を9勝1分けで終えた。唯一のドローは昨年10月にスウェーデンをホームに迎えた一戦で、このときは4点のリードから追いつかれている。

試合後のレーブ監督が、ドイツ『ZDF』で次のように話した。

「前半は高い支配率を維持しながらチャンスをつくり出したが、(相手の)2つのプレーで追う展開になってしまった。前半のうちに1点を返せて良かった。(ハーフタイムに)巻き返せると話したよ。プレッシャーをかけ続けて高いテンポを保てば、スウェーデンの選手の足が止まると思っていたが、実際にそうなった」

「後半はより堅固な姿勢でゴールに向かった。前半もゴール前に迫ることはあったが、ラストパスが合わなかったり、最後の部分が足りなかったね。守備であのようなミスはしてはいけない。それは分かっているが、それを常に避けることはできない」

ハットトリックを達成したFWアンドレ・シュールレにも触れている。

「2、3年前、代表に加わったときの彼はすごく良かったが、その後で少し伸び悩む時期があった。だが、最近は最初の頃を思い出させてくれるね。速くてダイナミックで、ゴールに向かうプレーを見せている」

「(所属するチェルシーで)毎日、あのようなトップクラスの選手を相手に定位置を争わなければいけない。移籍は彼にとって良かったと思う」

DFフィリップ・ラームを途中から中盤に置いたことについてもコメントした。

「中盤はイルカイ・ギュンドガンやベンダー兄弟が不在で、ベンチにもMFがそれほどいるわけではない。だから試合中、状況に応じてバスティアン(・シュバインシュタイガー)と中盤を組ませるのも良いかと思ったんだ。ただ、私にとって(ラームの)メインポジションが右サイドバックであるという考えは変わっていない」
提供:goal.com

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