デル・ボスケ「GK含めメンバーの変更はある」

15日のブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選、グループIのスペインはホームでグルジアとの一戦に臨む。前日会見に出席したビセンテ・デル・ボスケ監督は、ビクトール・バルデスを起用したGKのポジション含め、前節のベラルーシ戦(2-1)からメンバー変更があることを明かしている。

スペイン『マルカ』がサラマンカ出身指揮官のコメントを伝えた。

「いくつかの変更は確実にある。GKのポジションもあり得るね。我々は素晴らしいGKを3選手擁しており、誰もが出場に値する。イケル・カシージャス、V・バルデス、ペペ・レイナの内、誰を起用するかは問題ではない。もし問題が存在とすれば、そのような選択肢があることだ」

「(ベラルーシ戦で採用した)3バックについて? 守備の実践については、2つの方法がある。選手たちのバリエーションが豊かということは、それに応じた形で、システムも少しの変更があるということだ」

グルジアについては、次のような見解を示している。

「グルジアは引いて守るはずだし、スペースのない試合を強いられるだろう。彼らはカウンターから打撃を与えることを試みるはずだ」

スペインは堅守を敷くチームに苦戦する傾向にある。

「我々はとても攻撃的なチームだが、データでは失点も少なく、良い守備を実践していることを示している。我々に苦手意識を持つようなチームも存在するが、W杯本大会も同じとは思わない。本大会は、もっと開かれた試合が繰り広げられるはずだ」

この試合の開催地は、MFアンドレス・イニエスタの故郷であるアルバセテだ。

「イニエスタにとって特別な試合になるだろうね。彼はピッチ内外でお手本のような人物だ。世界的な選手だし、本当に素晴らしい模範だよ」

なおスペインは、引き分け以上でグループ首位通過を決められる。
提供:goal.com