デル・ボスケ「まだ予選突破は決まっていない」

2013.10.12 18:22 Sat
スペイン代表は11日に行われたブラジル・ワールドカップ(W杯)欧州予選のベラルーシ戦で2-1の勝利を収め、本大会出場決定に王手をかけた。ビセンテ・デル・ボスケ監督が試合後に、チームの戦いぶりを振り返ってコメントしている。

後半に入ってからMFチャビのゴールで先制したスペインは、さらに交代出場のFWアルバロ・ネグレドが追加点。1点を返されたが2-1で試合を終えた。15日のグルジア戦で勝ち点1以上を獲得すれば、本大会出場が決定する。デル・ボスケ監督はスペイン『テレシンコ』で次のように語った。

「あまり深みのある攻めはできなかったが、大事なのはW杯に近づく勝ち点3を獲得したことだ。両サイドからより深い位置へ行けるように交代をしていたが、1-0にしたあとは守備的な意識を持ってしまい、それがマイナスに働いた」

「まだあと1試合戦わなければならないので、コンディションを整える必要がある。まだ予選突破は決まってはいない」

GKにビクトール・バルデスを起用したことについては、次のようにコメントしている。

「どのGKも同じようなリズムで練習し、試合をしている。(イケル・)カシージャスは今月1試合しかプレーしていなかった。今後どうなるかはこれから分かるだろう。まずはグルジア戦に誰を起用することになるか見てみよう」

この日がデビュー戦となったFWミチュは先発で起用。そのミチュとの交代で入ったネグレドが追加点を記録したが、2人については次のように述べた。

「ミチュはここ数日非常に元気だった。シュートへの良い嗅覚を持った選手だ。今日はミチュにとって難しい1日だったが、良かったと思うし、我々は彼を信頼している。ネグレドはゴールを期待して投入した。ミチュにとっては、デビューするのに良い日だった」


提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly