ベンゼマ「いろいろなタイプの9番がいるけど...」

フランス代表FWカリム・ベンゼマは、自身が典型的な点取り屋ではないことを認めている。

ベンゼマは、フランス代表で15試合連続無得点に終わっている。先月行われたワールドカップ欧州予選のベラルーシ戦では、FWオリヴィエ・ジルーに定位置を譲りベンチスタートとなっていた。

ベンゼマは、自分が得点だけを目指すFWではないと主張。不本意な記録が更新されていることにも、悲観的になることはないと語っている。

「いろいろなタイプの9番がいる。ゴールを取れなくても、他のところでチームに貢献するタイプもいる。僕はそのグループにいると思う。僕はゴールすることだけを考えているのではなく、チームが勝利することを考えているんだ」

「僕のこの記録が10年間も続くわけじゃない。いつか終わる瞬間が訪れる。いつか終わるということだけは分かっている。忍耐強くならなければいけない。このネガティブな記録を打ち破るために、働き続けるよ」

ベンゼマは、アーセナルFWオリヴィエ・ジルーとのポジション争いにも触れている。

「姿勢の問題ではないと思う。守備面での仕事をしなければならなかったけど、もちろんゴールを奪わないといけないことも理解している。僕は1試合に10Km走っている。だから、そういった批判は不当だと感じている」

「ジルーは良いFWだ。クラブでも代表でも良いプレーをしている。それが続いてほしい。競争はチームを助ける。ジルー対ベンゼマじゃないんだ。君たち(記者陣)が見ているようなね。ここではグループが尊重される。1番や2番、3番なんてない。誰が出場するかは監督が決めることだ」
提供:goal.com