バルザレッティ「ローマよりユーベやナポリの方が強い」

イタリア代表復帰を果たしたローマDFフェデリコ・バルザレッティは、来年のワールドカップ(W杯)出場に向けた意気込みを語るとともに、好調な戦いを見せるローマについてもコメントしている。

すでにW杯出場を決めているイタリアは、予選の残り2試合で11日にデンマーク、15日にアルメニアと対戦する。代表に合流したバルザレッティのコメントをイタリアメデイアが伝えた。

「もう一度ここに来ることができたのは素晴らしいことだ。これから勝負しなければならない。目標はもちろん、W杯へ行くことだ」

セリエAで開幕から7戦全勝と絶好調なローマだが、現時点ではまだ優勝の最有力候補ではないとバルザレッティは語る。

「スクデット? そういうことを話すのはまだ早すぎると思う。7試合で7勝は大きなことだけど、それでもナポリやユベントスのようなチームもいる」

「ナポリとユーベの方が強いチームで、最終的な優勝の可能性はまだ彼らの方が高い。僕らは困難を迎えた時にどう乗り越えるかだ。彼らの方が、上位を争うことにより慣れている」

今季から就任したルディ・ガルシア監督については次のように称賛した。

「監督がやった一番大きな仕事は、チームをもう一度団結させて、自信を与えたことだ。昨シーズンは残念な結果だったし、コッパ・イタリア決勝で敗れたのも残念だった」

「監督はシンプルで冷静な仕事をして、プロジェクトを再構築した。毎日の練習の中で、あらゆる形で存在感が感じられる監督だ。今年の僕らはもう一度満足感を取り戻すことができている」


提供:goal.com