ウィルシャーへの信頼を強調するホジソン

イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、アーセナルのMFジャック・ウィルシャーの現状について心配はしておらず、同選手を重要な戦力だと見なしていることを強調している。

アーセナルでは、この夏の大型補強となったドイツ代表のメスト・エジル、開幕以来絶好調のアーロン・ラムジーの影にやや隠れる形となり、1日のナポリ戦で先発を外れたウィルシャー。さらに、町中で喫煙していると見られる姿が写真に捉えられ、ピッチの外でもネガティブな形で話題となった。

だが、今月行われるW杯欧州予選の2試合に向けてウィルシャーを招集したホジソン監督は、次のように話している。イギリス『スカイ・スポーツ』などが代表監督のコメントを伝えた。

「彼のいるアーセナルでは、現在中盤のポジション争いが非常に激しくなっており、(サンティ・)カソルラが復帰すればさらに激しくなるだろう。だが彼は、我々の中盤の構想において重要な一部分だ。彼について何も心配していない」

「私は彼のことを信じているし、素晴らしい選手だと思っている。月曜日には万全の状態で代表に合流してくれることを願っている。その上で、彼を先発に起用したいと決断するかどうかは私次第だ」

喫煙問題に関しては、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督の対応に委ねるとしている。

「アーセンがその状況に対処することを信頼している。ジャックに対して責任を明確にしてくれるだろう。私はジャックとの間でそういう問題を抱えたわけではないので、関与する必要はない」

「ジャックはアーセナルの選手であり、同時にイングランド代表でもプレーしている。私もジャックに対して何か言った方が良いとアーセンが考えるのであれば、喜んでそうさせてもらう。だが私としては、この件はアーセナルの責任だと考えている」


提供:goal.com