イタリア、逆転勝利で本大会出場を決める《ワールドカップ欧州予選》
2013.09.11 06:10 Wed
10日に行われたワールドカップ欧州予選グループB、イタリアvsチェコは、2-1でホームのイタリアが勝利を収めた。イタリアは予選2試合を残し、本大会出場を決めている。
勝てば予選突破のイタリアは、デ・ロッシを中央に置く3バックを選択。前線は出場停止明けのバロテッリが復帰し、カンドレーバとジャッケリーニの2シャドーでキックオフを迎えた。
序盤から優勢のイタリアは、12分に最初のチャンス。前線に上がったマッジョのプレスがチェコDFのミスを誘い、こぼれ球をバロテッリがシュートするが、これはGKチェフに阻まれる。バロテッリは15分にもピルロのフィードに反応するが、一足先に飛び出してきたチェフに防がれた。
すると19分、チェコが1チャンスをモノにして先制に成功する。ロシツキのスルーパスで、左サイドのスペースに飛び出したイラチェクが、ダイレクトでアーリークロスを入れる。これに、中央に飛び込んできたコザクがスライディングしながら合わせ、ネットを揺らした。
ビハインドを背負ったイタリアは、メンバーを変えずに4バックへとシフトチェンジ。同点ゴールを目指すが、エースのバロテッリがチャンスを決められず、得点できない。
バロテッリは24分、左からのクロスが流れたところを、フリーでシュートするが、これはクロスバーを直撃。その1分後にも、ジャッケリーニのシュートのこぼれ球に反応するが、このシュートもバーを越える。36分には、ピルロのクロスに頭で合わせるも、今度はチェフに阻まれた。
イタリアのエースが大ブレーキの一方で、チェコは38分、負傷した影響かロシツキがベンチに下がり、コラージと交代した。アディショナルタイムには、カウンターから最後はコザクがあわや追加点というシュートを放ったが、これはクロスバーを越えてしまう。
リードを許して前半を終えたイタリアは、後半開始からジャッケリーニに代えてオスバルドを投入。1分もしないうちに、バロテッリのミドルシュートがチェフを襲うなど、同点弾への意欲を見せる。
すると51分、名手チェフのミスから、イタリアは試合を振り出しに戻す。CKのボールにチェフが飛び出しながらも触れられず、キエッリーニがヘディングシュートをがら空きのゴールに突き刺し、同点に追い付く。
するとその3分後、バロテッリがゲブラ=セラシェに倒されてPKを獲得。これをバロテッリが自ら沈め、あっという間にイタリアが逆転に成功した。
このまま波に乗るかと思われたイタリアだが、リードを守ろうという意識からから、脚が止まってしまう。逆に、負ければプレーオフ進出も難しくなるチェコに押し込まれ、時折ヒヤリとさせられる場面をつくられる。78分には、コザクと空中戦で競り合ったパスクアルが、頭部を切って流血し、オグボンナとの交代を余儀なくされた。
それでも、徐々に反撃の勢いが衰えていったチェコに、イタリアは追加点を許さず。89分には、バロテッリへのファウルでコラージュが2度目の警告を受けて退場し、数的優位に立ったイタリアは、そのまま逃げ切りに成功。史上初となる2試合を残しての予選突破で、最多タイとなる主将ブッフォンの通算136キャップ達成を祝った。
なお、グループBそのほかの試合では、ブルガリアが敵地でマルタに2-1と勝利。勝ち点13で2位をキープした。デンマークは敵地でアルメニアに1-0と勝利し、ブルガリアに勝ち点1差の3位へ浮上し、プレーオフへの望みをつないだ。
提供:goal.com
勝てば予選突破のイタリアは、デ・ロッシを中央に置く3バックを選択。前線は出場停止明けのバロテッリが復帰し、カンドレーバとジャッケリーニの2シャドーでキックオフを迎えた。
序盤から優勢のイタリアは、12分に最初のチャンス。前線に上がったマッジョのプレスがチェコDFのミスを誘い、こぼれ球をバロテッリがシュートするが、これはGKチェフに阻まれる。バロテッリは15分にもピルロのフィードに反応するが、一足先に飛び出してきたチェフに防がれた。
すると19分、チェコが1チャンスをモノにして先制に成功する。ロシツキのスルーパスで、左サイドのスペースに飛び出したイラチェクが、ダイレクトでアーリークロスを入れる。これに、中央に飛び込んできたコザクがスライディングしながら合わせ、ネットを揺らした。
ビハインドを背負ったイタリアは、メンバーを変えずに4バックへとシフトチェンジ。同点ゴールを目指すが、エースのバロテッリがチャンスを決められず、得点できない。
バロテッリは24分、左からのクロスが流れたところを、フリーでシュートするが、これはクロスバーを直撃。その1分後にも、ジャッケリーニのシュートのこぼれ球に反応するが、このシュートもバーを越える。36分には、ピルロのクロスに頭で合わせるも、今度はチェフに阻まれた。
イタリアのエースが大ブレーキの一方で、チェコは38分、負傷した影響かロシツキがベンチに下がり、コラージと交代した。アディショナルタイムには、カウンターから最後はコザクがあわや追加点というシュートを放ったが、これはクロスバーを越えてしまう。
リードを許して前半を終えたイタリアは、後半開始からジャッケリーニに代えてオスバルドを投入。1分もしないうちに、バロテッリのミドルシュートがチェフを襲うなど、同点弾への意欲を見せる。
すると51分、名手チェフのミスから、イタリアは試合を振り出しに戻す。CKのボールにチェフが飛び出しながらも触れられず、キエッリーニがヘディングシュートをがら空きのゴールに突き刺し、同点に追い付く。
するとその3分後、バロテッリがゲブラ=セラシェに倒されてPKを獲得。これをバロテッリが自ら沈め、あっという間にイタリアが逆転に成功した。
このまま波に乗るかと思われたイタリアだが、リードを守ろうという意識からから、脚が止まってしまう。逆に、負ければプレーオフ進出も難しくなるチェコに押し込まれ、時折ヒヤリとさせられる場面をつくられる。78分には、コザクと空中戦で競り合ったパスクアルが、頭部を切って流血し、オグボンナとの交代を余儀なくされた。
それでも、徐々に反撃の勢いが衰えていったチェコに、イタリアは追加点を許さず。89分には、バロテッリへのファウルでコラージュが2度目の警告を受けて退場し、数的優位に立ったイタリアは、そのまま逃げ切りに成功。史上初となる2試合を残しての予選突破で、最多タイとなる主将ブッフォンの通算136キャップ達成を祝った。
なお、グループBそのほかの試合では、ブルガリアが敵地でマルタに2-1と勝利。勝ち点13で2位をキープした。デンマークは敵地でアルメニアに1-0と勝利し、ブルガリアに勝ち点1差の3位へ浮上し、プレーオフへの望みをつないだ。
提供:goal.com
|