ペドロ「W杯は唯一のイベント」

バルセロナに所属するスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスは、来年6月にブラジルで行われるW杯本大会出場に強い意欲を示している。

スペインは6日、W杯欧州予選でフィンランドに2-0と勝利した。グループIで、現在2位フランスに3ポイント差をつけて首位に立っている。残り2試合をホームで戦うスペインは、フィンランド戦の勝利で本選出場に大きく近づいた。

ペドロはスペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューで、W杯出場への意気込みを見せている。

「W杯は、唯一のイベントなんだ。選手にとって、最も重要な大会。すべてのサッカー選手が、最高のレベルで臨みたいと思う。だからこそ、所属クラブでベストを尽くして、万全な状態でW杯にたどり着くことを望むんだ」

「バルサでは、多くの競争が存在している。アレクシス(・サンチェス)、クリスティアン(・テージョ)、レオ(・メッシ)、ネイマール...。練習でも試合でも、僕たちはダイレクトな競争をしていると感じる。そして、シーズンの終わりにW杯がある。難しいと分かっているけど、バルサと代表で厳しく働き、チャンスを生かしたい」

また、ペドロは今年6月のコンフェデレーションズカップ決勝でブラジルに敗れ、準優勝に終わったことにも触れている。

「結果的に、良い試合ができなかった。ブラジルが早い時間に先制したことで、自信をつけてしまったんだ。そこからは、僕たちに運もなかった。ダビド・ルイスが防いだ僕のシュートで同点になっていてもおかしくなかったし、PKも外してしまった」

「うまくサイクルが回らなかった試合だった。僕たちがうまくいかなかった一方で、彼らは観客の声援もありすべてがうまくいっていた。彼らを祝福するだけだったよ。偉大な試合をして、僕たちに勝ったんだ」
提供:goal.com