最多キャップタイに並ぶブッフォン 代表への想いを語る

2013.09.09 14:22 Mon
イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、10日に行われるチェコ代表とのワールドカップ予選で、通算136キャップの歴代記録タイを達成する。8日、同選手は所属のユベントスとイタリア代表で築いてきた軌跡への強い想いを語った。

チェコ戦でファビオ・カンナバーロ氏が持つ記録に並ぶブッフォン。イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、同選手は次のように話している。『トゥットスポルト』が伝えた。

「試合前に個人的なことで選手たちに話をすることはない。賢い人なら、一定の目標を達成するのに、生まれついての身体能力に恵まれる以外にも、アタマを使わなければいけないことも分かるはずだ。これは大事なことで、伝えていくべきメッセージだと思う。優れた才能を持っても、未完成で終わることもあれば、歴史に名を残せることもあるということをね」

「僕は幸いにも長年続けることができた。ユベントスで13年、代表で16年、下部年代も含めれば20年だ。だから、2つとも偉大な愛の物語だよ。とても大きな情熱、愛情、多くの勝利といくつかの敗北の物語だ」

ブッフォンの代表での目標は、来年のW杯優勝だ。だが、イタリア代表にはどれだけの可能性があるのだろうか。キャプテンである守護神は、このように話している。

「可能性はある。トップを争うすべてのチームと同じようにね。ただもちろん、僕らよりも何かを持っているチームたちは存在する。でも、僕は期待もしているよ。とにかく、僕がキャプテンじゃなくても、イタリアが優勝できるなら、それで全然OKだ。僕が興味あるのは、代表全体のことだからであり、自分がトロフィーを掲げるとか、キャプテンでいるかどうかじゃないからだ」

代表からの引退について、ブッフォンは自ら望むことはないと再度強調している。

「僕が言うことはない。おそらく、僕にはその勇気がないだろうしね。競争力を持ち続けられるのなら、代表を諦めたら後悔するはずだ。僕が代表を諦めることはない。理由がないよ。テクニカルな選択で外れない限りね。その場合は、問題なく受け入れる」

「代表での夢? 何かに勝つことだ。もうチャンスはたくさんあるわけじゃないからね。何より、2006年のときのような日々を過ごしたい。ああいう経験は一生忘れず、感謝し続けるものだ」


提供:goal.com

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