ベイル不出場のウェールズ、監督は「リスクは冒せない」

2013.09.07 12:15 Sat
ウェールズ代表は6日、2014年ブラジル・ワールドカップ予選でマケドニア代表と対戦し、敵地で1-2と敗れた。クリス・コールマン監督は、MFガレス・ベイルを起用しなかったことについて、コンディションが整っていなかったと話している。

先日、ようやくレアル・マドリーへの移籍が決まったベイル。だが、移籍交渉が長引いたこともあり、古巣トッテナムではプレシーズンの試合に出場しておらず、コールマン監督はこの日の試合でベイルをベンチに置いたものの、最後まで起用しなかった。

先制されながらも、MFアーロン・ラムジーのPKで一度は追い付いたウェールズだったが、後半に追加点を許して敗北。プレーオフ進出へのかすかな望みも絶たれた。だが、コールマン監督は試合後、次のように話している。イギリス『BBC』が伝えた。

「ベイルだろうがほかの選手だろうが、リスクを冒すことはできない。我々は彼らをクラブに戻さなければいけないんだ。彼はおそらく、この2カ月で3、4回しか練習していない。準備できていないんだ」

「リスクを負うことはできない。もし彼を出して、何かがあったら、レアル・マドリーとの関係はどうなる? 試合に勝つ必要があることはわかっている。だが、我々はもっと大きな絵を見ているんだ。選手たちがケガをした状態で戻すわけにはいかない。彼らに対してフェアではない」

ウェールズは10日にホームでセルビアと対戦する。この試合でベイルを起用するか、コールマン監督はこのように話している。

「先発できるほど準備が整うことはないだろう。今から火曜までにどうなるかを見てみる。彼は本当にあまりトレーニングしていないんだ。彼が調子を整えようとするなら、それはとてもポジティブなことだ。そして準備が整うなら、部分的に出場するかもしれない。そうじゃなければ、リスクを冒すことはしないよ」


提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly