デル・ボスケ、カシージャス先発起用は…

スペイン代表は6日、2014年ブラジル・ワールドカップ予選でフィンランド代表と対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。ビセンテ・デル・ボスケ監督は勝利に満足感を表すとともに、GKイケル・カシージャスの先発起用にも触れている。

DFジョルディ・アルバの先制点に加え、終盤にはFWアルバロ・ネグレドが追加点を奪い、敵地での一戦を制したスペイン。グループI最大のライバルであるフランスが、同日の試合で引き分けたため、両者の勝ち点差は3に広がった。

予選突破に大きく近付いたデル・ボスケ監督は、試合後にスペイン『テレシンコ』で次のように話している。『アス』が伝えた。

「とても難しい試合だった。フィンランドにクオリティがあるからではなく、我々は彼らにとてもやりづらくプレーさせられたからだ。彼らはとてもタイトにプレーしてきた。それで、我々は非常に狭い中でプレーしなければいけなかったんだ。カウンターのたびに、彼らは危険だったよ」

「我々は勝ち点3を手に入れた。それが重要なんだ。我々にとって大切なことだった。フランスが今日の試合で引き分けたから、この勝利で我々は勝ち点3差を付けることができた」

カシージャスがレアル・マドリーで出場機会を失っていることにより、守護神に関する注目が集まっていたが、デル・ボスケ監督は同選手を先発で起用した。指揮官はカシージャスについて、このように述べている。

「今は議論を始めるのに適したときではない。時間がすべてをしかるべき形にしてくれるだろう。クラブでのことは別物だ」


提供:goal.com