スペイン、2-0完勝でW杯出場に大きく近づく《ワールドカップ欧州予選》

2013.09.07 06:14 Sat
6日に行われたワールドカップ欧州予選グループI、フィンランドvsスペインは、アウェイのスペインが2-0で勝利を収めている。

レアル・マドリーで出場機会を失っているカシージャスが出場するかに注目が集まったが、デル・ボスケ監督はカシージャスを先発で起用。また、中盤の底にマリオ・スアレス、右サイドバックにコケが名を連ねた。

スペインは15分、ピンチを迎える。右サイドを崩され、ペナルティエリア内でプッキにシュートを許す。しかし、ここはカシージャスが素晴らしい反応を見せてゴールを割らせなかった。

カシージャスの好守に救われたスペインは18分、先制に成功する。セスクのスルーパスに抜け出したJ・アルバが、フィンランドDFを1人かわして右足で流し込んだ。

幸先良く先制したスペインだが、その後はなかなか決定機を作り出せない。チャンスらしいチャンスがないまま、1点リードで前半を終える。

スペインは後半に入ると、選手交代から活路を見だす。55分にビジャを下げてJ・ナバスを投入。70分にはセスクに代えてネグレドをピッチに送り込み、81分にはペドロを下げてカソルラを投入した。

すると、その交代策が功を奏す。86分、シャビが右サイドに飛び出したJ・ナバスに鮮やかなスルーパスを通す。J・ナバスはこれをワンタッチで中央に送り、最後はネグレドが押し込んで待望の追加点を奪った。

加点したスペインは、そのまま危なげなく敵地で完勝。グループIで2位のフランスがグルジアに引き分けたため、2位に勝ち点3差をつけて首位を独走し、ワールドカップ出場に大きく近づいている。
提供:goal.com

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