イングランド快勝でグループ首位に浮上《ワールドカップ欧州予選》

2013.09.07 06:07 Sat
6日に行われたワールドカップ欧州予選グループH、イングランドvsモルドバは、4-0でホームのイングランドが勝利した。

グループ首位モンテネグロを勝ち点2差で追うイングランドは、ランバートをCFで先発起用。ホジソン監督の予定どおりの並びになった。

グループ5位のモルドバが相手ということで、ホームのイングランドは序盤から当然のように主導権を握る。すると、先制点を挙げるまでに多くの時間はかからなかった。

12分、ランパードのマイナスのパスを受けたジェラードが、右足で強烈なシュートを放つと、低空の弾丸シュートが完璧なコースに決まる。

先制後もイングランドは危なげなし。27分には、ランバートが代表デビューから2試合連続ゴールを記録した。ペナルティエリア右でフリーとなっていたウォルコットがシュートを狙うと、ニアへのボールをGKが中に弾く。これを見逃さなかったランバートがヘディングで押し込み、2-0とした。

前半アディショナルタイムには、早くも試合を決める1点。ランバートの浮き球のパスで裏を取ったウェルベックがGKの前でボールに触り、無人のゴールに流し込む。

3点リードで後半に入ったイングランドは、51分に再びランバートのスルーパスからウェルベックがゴールネットを揺らして4点目。後半も良いスタートを切る。

その後は得点こそなかったものの、19歳のバークリーがA代表デビューを飾るなど、新しい力を試して4-0のまま試合終了。イングランドが勝ち点3を手にした。

グループHでは同日、ほかに2試合が行われている。首位モンテネグロは、ヴチニッチの負傷交代もあり、アウェイでポーランドと1-1。イングランドが首位に浮上した。3位ウクライナは最下位サンマリノに9-0と対象し、モンテネグロとの勝ち点を1差としている。

同組は、モンテネグロとモルドバが1試合多く消化している状況。首位だったモンテネグロにとっては手痛いドローとなった。
提供:goal.com

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