ナスリ「代表での二度目のチャンスは逃せない」

2013.09.06 17:46 Fri
マンチェスター・シティMFサミル・ナスリは、フランス代表への復帰を果たした今、チャンスを逃すことなく結果を出すことを誓っている。

ユーロ2012準々決勝でスペイン代表に敗れた後、ナスリは記者に暴言を吐いたとしてFFF(フランスサッカー連盟)から3試合の出場停止処分を受けた。その後も負傷などで代表復帰を果たせなかったが、先月のベルギー戦でようやく約1年ぶりの出場を果たしたところだ。

W杯欧州予選のグルジア戦、ベラルーシ戦のメンバーにも招集された同選手は、フランス『パリジャン』のインタビューで次のように話している。

「二度目のチャンスを得ることができた。チャンスのたびに、確実に正しく行動するようにしたい。コミュニケーションの面で間違いを犯してしまった。僕はあまりに口を開き過ぎた。今は自分のゴールに集中している。何を優先すべきか分かっている」

ナスリやジェレミー・メネズ、カリム・ベンゼマら1987年生まれの選手たちはフランスの「黄金世代」と呼ばれながらも、大きな成果を挙げることはいまだできていない。プレッシャーの影響もあったとナスリは語る。

「僕ら全員が問題を抱えてきた。それぞれのキャリアの中で正しい行動を取らなかったこともあった。04年以来黄金世代と呼ばれて、メディアからのプレッシャーと期待に対処することができなかった」

「26歳になって、僕らは成長し、成熟してきた。一度目のチャンスは逃したけど、二度目まで逃したくはない」

欧州予選グループIでスペインに次ぐ2位につけるフランスは、残り3試合でグルジア、ベラルーシ、フィンランドと対戦する。首位での本大会出場に望みをつなぐためにはひとつも落とせない状況だ。


提供:goal.com

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