アルビオル、負傷者を心配せず

スペイン代表DFラウール・アルビオルが、6日に行われるフィンランドとのブラジル・ワールドカップ欧州予選で、負傷者の心配をしてはいないと話した。

中盤の核となるMFセルジオ・ブスケッツやMFシャビ・アロンソなど、負傷者を抱えるスペイン。だが、ビセンテ・デル・ボスケ監督と同じように、アルビオルもチームには十分な選手層があると信じている。同選手のコメントを、スペイン『アス』が伝えた。

「鍵となる選手たちはいるが、スペインには各ポジションで優れた選手がたくさんいる。ここにいる全員にプレーするチャンスがあるんだ。フィンランド戦はとても重要な試合だよ。僕らは8月からこのことを考えていた。フランスは(グルジア戦で)勝つだろうから、僕らは勝ち点3が必要だ。早い段階でゴールを狙いたい」

アルビオルはこの夏、レアル・マドリーからナポリへと移籍した。セリエA開幕から2試合連続フル出場の同選手は、満足感を表している。

「移籍で多くのことが変わった。レギュラーになり、監督から信頼されれば、幸せを取り戻せる。自分が重要なんだと再び感じることができるし、サッカーを楽しめるんだ。今はすごくハッピーだよ。短期間で僕の状況は完全に変わったんだ」

一方で、古巣マドリーやスペイン代表で苦境にあるGKイケル・カシージャスについては、このように話した。

「僕は内部にいないから、本当にコメントできない。イケルもディエゴ・ロペスも素晴らしいGKだ。新監督にとって難しいことになるのは分かっていたね。イケルのことは、僕ら全員が知っている。彼の状況は変わるかもしれない。でも、今の僕は別のクラブにいるんだ。僕はただ、彼らがそれぞれプレーできるように願うだけだよ。ただ、監督にとっては難しい選択だろうね」


提供:goal.com