デル・ボスケ、先発GKが誰かは明かさず

2013.09.06 14:15 Fri
スペイン代表は6日のW杯予選で、フィンランドと敵地で対戦する。ビセンテ・デル・ボスケ監督は前日会見で、注目される守護神のチョイスについて、決断は下したが試合当日まで明かさないと話した。

所属のレアル・マドリーでGKディエゴ・ロペスにポジションを譲っているGKイケル・カシージャスの起用が注目されるスペイン。GKビクトール・バルデスの先発起用が有力視されているが、デル・ボスケ監督は次のように述べ、GKホセ・マヌエル・レイナを含めた3人全員を信頼していると強調した。スペインメディアが伝えている。

「我々は誰をGKにするかを決定した。だが、金曜までそれを発表することはない。ほかのポジションでは、まだ1つ2つの疑問がある。だが、ゴールマウスに関しては分かっているよ。選手たちが知るまでは明かさない」

「我々には3人の素晴らしいGKがいる。全員が完璧にプレーできる選手たちだ。私は3人とも好きであり、選手としての彼らを信じている」

スペインはMFセルヒオ・ブスケッツ、MFシャビ・アロンソと、中盤の核となる選手たちを負傷で欠いている。

「負傷者のことで大騒ぎしてはいけない。我々には代わりにとてもうまくやれる選手たちがいるからだ。我々のチームはブスケッツとシャビ・アロンソを土台にしているが、彼らはいない。しかし、スペインにはこのポジションにたくさんの選手がいる。彼らが問題を解決できると確信しているよ」

フィンランド戦を終えると、スペインは10日にチリとの国際親善試合に臨み、10月のベラルーシ、グルジアとの対戦でW杯予選を終える。欧州予選グループIで、2位フランスに勝ち点1差の首位に立っているだけに、本大会出場に有利な位置にあると見られるが、デル・ボスケ監督は油断してはいけないと強調した。

「我々は3試合すべてに勝たなければいけない。経験から、簡単な相手などいないと分かっているんだ。(ドローに終わった3月の)フィンランド戦でも、(1-0で勝利した昨年の)グルジア戦でも苦しんだ。この3試合は簡単などと思うことはできない。フィンランドのような組織されたチームには、苦しめられるかもしれないんだ」


提供:goal.com

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