ジャッケリーニ「ユーベを去るのはつらかった」

2013.09.05 14:00 Thu
イタリア代表MFエマヌエレ・ジャッケリーニが4日、夏の移籍市場でユベントスを去り、サンダーランドに加入したことに言及した。イタリアの名門ユベントスから移籍するのは、難しい決断だったと認めつつ、前を向かなければならないと話している。

アントニオ・コンテ監督の下でスクデット連覇に貢献してきたジャッケリーニ。コンフェデレーションズカップでも評価を高めていた同選手だが、イタリアで3連覇を目指すのではなく、パオロ・ディ・カーニオ監督が率いるサンダーランドへと移籍することになった。

ジャッケリーニは4日の会見で、次のように話している。イタリア『トゥットスポルト』が伝えた。

「ユーベを去るのはとても難しい、つらい選択だった。金銭的なことだけではなく、あらゆる側面を考えたよ。トリノにはたくさんの友人やチームメイト、監督がいる。よりコンスタントに試合に出るための、人生の選択だったんだ。トップクラブを去ったわけだけど、満足しているよ。選手は決して後ろを振り返ってはいけない。ちょっとしたプライドから、決めたのかもしれないね」

「なぜビッグクラブからは求められなかったか? イタリアのトップクラブから連絡があっても、僕は確実にユベントスに残っただろう。すでにトップクラブにいたんだからね。サンダーランドは残留を争うチームだから、これは一歩後退なのかもしれない。でも、選手というのはほかの側面も見なければいけないんだ」

また、新天地のサンダーランドについては、次のように話している。

「ディ・カーニオ監督はすごく仕事をする人で、ある意味でコンテ監督みたいだ。僕らは新しいチームだから、全員がなじむまでに時間が必要となる。フラムとの初戦での黒星には、少し悔しさが残るね。プレミアリーグは難しい。一部のチームは、よりサッカーではなくフィジカルで、ロングボールを使って勝負するからね。リズムもイタリアの試合よりずっと速い」

いずれにしても、ジャッケリーニは今、イタリア代表として臨む2014年ブラジルワールドカップ欧州予選に集中している。

「このホームでの2試合で勝つことが目標だ。その後の試合にもっと落ち着いて臨めるようにするために、この2試合で結果を出さなければいけない。(チェーザレ・)プランデッリ監督の今後? 監督は冷静だと思う。この2試合に集中しているよ。彼の未来がどうなるか、僕には分からないさ」


提供:goal.com

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