ブッフォン「プランデッリ退任は問題じゃない」

イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが4日、記者会見で、チェーザレ・プランデッリ監督が来年で退任する可能性について言及し、問題にはならないとコメントした。

イタリアメディアによると、プランデッリ監督は2014年ブラジルワールドカップを最後に代表監督の座を退く決意を固めたという。すでに後任候補が騒がれ始めているが、ブッフォンは会見で次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「監督が退任するかもしれないことは、問題にはならない。特に代表では、選手と監督の道のりというのは短いものなんだ。主要大会で終わったりするものだよ。それもゲームの一部であり、僕ら全員ができるだけ自然にコントロールしていけるはずだよ」

「(アントニオ・)コンテ監督が後任候補? でも、彼は(ユーベの)監督をやめていないよ。来年ユーベを去るなんて、僕らやクラブに言っていない。どの監督も代表(監督になること)を夢に見るのは当然だ。でも、イタリアには優れた指揮官がたくさんいる」

一方で、ブッフォンは自身にとっての代表についても言及した。イタリア代表に対して強い想いを抱き、ファビオ・カンナバーロ氏が持つ136キャップという記録にあと2試合と迫るブッフォンは、このように話している。

「僕にとって、自分の国を代表してプレーすることは、絶対にあきらめられないことなんだ。多くの人が得られる幸運じゃないんだよ。だからこそ、『もう十分だ』などと言うことはない」

「いつか、代表のために自分が呼ばれなくなったり、ベンチに座らされることになっても、問題はないよ。でも、自分から『もう終わり』と言うことはない。考えるだけでもごう慢だ。僕は会長や代表のオーナーではないんだよ。それを言われたときだけ、それを認めて、別れのあいさつをする」


提供:goal.com