ホジソン「ウィルシャー起用法は約束していない」

2013.08.28 18:02 Wed
イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、MFジャック・ウィルシャーの起用法に関して、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督との間で何も約束は交わしていないと主張している。

9月に行われるブラジル・ワールドカップ欧州予選のモルドバ戦、ウクライナ戦の2試合に向けて、ホジソン監督は27日にウィルシャーを含めた招集メンバーを発表した。ヴェンゲル監督はコンディションに不安を抱えるウィルシャーに関して代表チームでも慎重な起用を求めており、同選手はモルドバ戦では温存されることになると話していた。

だがホジソン監督によれば、必ずしもヴェンゲル監督の言う通りの起用法になるとは限らないようだ。イギリスの複数メディアが代表監督のコメントを伝えている。

「アーセンとは定期的に話をしているが、そのことについて何も言われたことはない。ジャック・ウィルシャーがイングランド代表の重要な選手であることは彼も十分に理解してくれている」

「モルドバとの試合を行う前からウクライナ戦のラインナップについて話をするのはおかしな話だろう。私はスターティングイレブンについて明確な考えを持っており、そこに向けて考えをまとめてきている」

今回の代表メンバーにはトッテナムのMFアンドロス・タウンセンド、エバートンのMFロス・バークリーの2選手も新たに初招集。新メンバーがポジションを奪うのは簡単ではないとしながらも、9月の試合で選手たちを見極めて今後につなげたいとホジソン監督は語る。

「最近チームに加わった選手たちがスタメンに割って入るには必死の努力が必要だが、彼ら自身もそれは言われなくとも分かっているはずだ。27人の選手を呼んだのは集合までに多くの試合があるためでもあるし、一緒に過ごすのに良い時間だからでもある」

「私にとっては選手たちを見るのに有効な時間になるということだ。この2試合の後にもさらに2試合が残っているからだ。願わくば、その後にも(予選を突破して)さらに試合が続いてほしい」


提供:goal.com

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