キャバイエやサコーに試合出場を求めるデシャン

2013.08.28 13:58 Wed
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、同代表のニューカッスルMFヨアン・キャバイエとパリ・サンジェルマンDFママドゥ・サコーに対し、クラブで試合に出場していない状況では代表チームに招集することはないと警告している。

去就問題が注目されるキャバイエは、ニューカッスルでプレミアリーグ開幕から2試合連続の欠場。新旧ブラジル代表のDFアレックスやDFチアゴ・シウバとのCBのポジション争いに苦戦するサコーも、リーグ・アンで開幕からの3試合に出場していない。

9月に行われるワールドカップ欧州予選のグルジア戦、ベラルーシ戦に向け、デシャン監督は29日にメンバーを発表する予定だが、2人を今回招集することはなさそうだ。フランス『RMCスポーツ』に対し、指揮官は次のように話している。

「3週間プレーしていなければ、代表チームでプレーできるコンディションだろうか? 不可能なことだ」

「ママドゥ・サコーは、2試合や3試合のうち1試合しか出場していなくとも招集したことはあった。(だが)今はまったくピッチに立っていない。フランス代表への招集を望めないことは彼も自覚している」

キャバイエに対してはアーセナルが獲得に動いており、アラン・パーデュー監督との合意の下で試合を欠場しているとの見方もある。出場機会を求めて移籍を希望するサコーには、リバプールやミランなどが興味を示しているようだ。

「私は彼らに何も要求するつもりはない。彼らは好きなように自分のキャリアを追求することができる。だが彼らも他の選手たちも、(代表招集のためには)最低限の出場時間が必要であることは分かっている」

「クラブによっては競争が存在するものだ。だが、フランス代表でのプレーを望むためには試合に先発し、ピッチ上で出場時間を得なければならない」


提供:goal.com

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