スペイン、3選手が代表デビューでエクアドルに快勝《国際親善試合》

2013.08.15 07:07 Thu
14日に行われた国際親善試合、エクアドル代表vsスペイン代表は、アウェイのスペイン代表が2-0で勝利している。

スペインは4-1-4-1の布陣でエクアドルに挑んだ。注目されたゼロトップやダブルブランチのシステムは施行せず、1トップにネグレド、1ボランチにハビ・マルティネスを据えた。また、テージョが左サイドで起用され、先発出場で代表デビューを飾っている。

スペインは開始早々にチャンスをつかむ。3分、攻め上がったアルベロアとネグレドのパス交換でエクアドル守備陣を崩し、最後はシルバがペナルティーエリア内に侵入して左足でポスト直撃のシュートを放った。

ボールを支配するスペインは主導権を握って試合を進めていく。21分にはイニエスタのミドルシュートがポストを叩く。この日2度目のポスト直撃で相手ゴールを脅かす。

攻撃の手を緩めないスペインは、3度目の正直で25分にエクアドルゴールをこじ開けた。中盤からドリブルを仕掛けたカソルラが、シルバとのワンツーで抜け出し、左足で強烈なシュートを見舞う。一旦はエクアドルGKに弾かれたが、カソルラがそれを拾って中央にパスを送り、ネグレドがヒールで合わせて技ありのゴールを奪った。

1点をリードして前半を終えたスペインは、後半からイニエスタ、シルバ、ネグレドに代えてチアゴ、ヘスス・ナバス、F・ジョレンテを投入。両サイドにスピードのある選手を置き、中央にF・ジョレンテを据えて攻撃に変化をつける。

59分、エクアドルにビッグチャンスが訪れる。右サイドの浅い位置からクロスを入れ、ファーサイドでフリーとなったバレンシアのヘディングがポストを叩いた。しかし、そこに詰める選手がおらず、同点ゴールを奪うことはできない。

失点の危機を免れたスペインは、その直後に追加点を手にする。62分、テージョのヒールパスをエリア内で受けたカソルラが、正確なインサイドキックで左隅に流し込みネットを揺らした。リードを2点に広げたスペインは、セルヒオ・ラモスを下げてイニゴ・マルティネスをピッチに送り込んだ。76分にはカソルラとコケを交代させ、テージョに続いてイニゴ・マルティネスとコケがフル代表デビューを果たしている。

スペインは3点目こそ奪えなかったものの、完封で試合を終えて磐石の勝利を手にしている。
提供:goal.com

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