ラーム「ゲッツェの移籍は論理的な選択だった」

2013.07.13 12:58 Sat
バイエルンのキャプテンを務めるドイツ代表DFフィリップ・ラームは、ドルトムントから加入した同代表MFマリオ・ゲッツェを歓迎し、移籍の選択は「論理的」なものだと語った。

国内最大のライバルチームへの移籍に、ドルトムントのファンからは激しい批判を浴びたゲッツェ。だが、彼自身にとっては正しい選択だったとラームはクラブ公式サイトのインタビューで話している。

「彼のような才能ある選手はドイツで最高のクラブに在籍するものだよ。つまり、バイエルンだ。移籍は論理的なものだった」

「バイエルンに加わるチャンスを与えられたのであれば、そのチャンスをつかむべきだ。若い選手であればなおさらだ。そうすることで成長できるからね」

UEFAの発表した欧州最優秀選手候補10名の中には、昨季3冠を達成したバイエルンから4人の選手が名を連ねたが、キャプテンとして活躍してきたラームの名前はなかった。DFというポジションはやはり不利となるのだろうか。

「まずは何より、バスティアン(・シュバインシュタイガー)、フランク(・リベリ)、アリエン(・ロッベン)、トーマス(・ミュラー)のためにうれしく思っている。でも一般的には、こういう賞はDFにとっては難しいものだ」

「でも、僕としては気にしてはいない。サッカーにはもっと大事なものがあるからね。チームがトロフィーを獲得することだ。僕らはいくつかのトロフィーをコレクションに加えることができた」

ドイツ代表として出場する可能性の高い来年のW杯について展望を述べつつ、ラームはその次の2018年大会への出場も見据えていると語った。

「単純に気候を考えれば、南米のチームは有利だと思う。ブラジルは優勝候補の一つだ。W杯のトロフィーはCLのトロフィーより小さいけど、デザインはどちらも同じくらい好きだよ」

「今僕は30歳で、サッカー選手としては一番良い年齢だ。調子は良いし、ほとんどケガをしたこともない。今後もそう願いたいね。でも、4年の間には色々なことが起こるかもしれない。どうなるかは分からない」


提供:goal.com

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly