韓国が南米王者コロンビアをPK戦の末に下す!《U-20W杯》

▽FIFA U-20W杯トルコ大会の決勝トーナメント1回戦が3日に4試合行われ、コロンビア代表vs韓国代表は1-1で120分を終えた。そして迎えたPK戦を7-8で勝利した韓国が死闘を制し、ベスト8へ進出している。

▽試合は自陣に引きながらコロンビアの攻撃を受け止めた韓国が、前半16分に先制する。左サイドのFKの流れから、ルーズボールを拾ったボックス中央のDFソン・ジュフンが反転から左足で放ったシュートが枠の右隅に決まった。その後もカウンターを狙う韓国がコロンビアにチャンスを許さず、1-0のまま後半へ折り返す。

▽迎えた後半はコロンビアが攻勢をかける展開となった。攻撃に人数を割いて韓国を押し込むと、11分にはペスカーラ所属MFキンテーロのFKでゴールに迫るも、GKの正面を突く。さらに22分、キンテーロが左足で放ったミドルシュートは枠の左上へ。その後も突破力に優れるセカンドトップのキンテーロを中心に韓国を圧倒したコロンビアは、韓国守備陣の粘りに阻まれながらも、試合終了間際の追加タイム4分に同点に持ち込む。ペナルティエリア手前右で得たFKをキンテーロが直接狙うと、鋭いシュートが枠の右隅に決まった。
▽起死回生の同点ゴールを決めたコロンビアだったが、延長戦は単騎突破に頼りすぎたことで韓国を崩し切れず。勝負の行方はPK戦に委ねられた。そして互いに1人ずつが失敗して迎えたコロンビアの9人目のキッカーが失敗し、勝負あり。8-7で韓国が激闘を制した。そのほか、イラクが延長戦の末にパラグアイを1-0で下し、ガーナがポルトガルに3-2で競り勝ち、8強入りしている。