スアレス「移籍のためにプレーはしない」

リバプールに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、ビッグクラブからの関心にも、移籍を見据えてプレーすることはないと強調している。

最近、レアル・マドリーに移籍する可能性が取りざたされているスアレス。15日から開催されるコンフェデレーションズ杯が実力を証明する機会ともなりそうだが、スアレスは同大会をアピールの場だとはとらえていない様子だ。

スアレスは、コンフェデレーションズ杯で優勝を目指すと誓っている。また、グループステージ初戦で対戦するスペイン代表との試合にも触れた。スペイン『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。

「僕はウルグアイのことだけを考えて、この大会にやって来た。移籍のために、自分を売り出せるということは考えていない。僕の目標は、ただ一つ。優勝することだけだ」

「スペインとの試合は、僕たちにとって決勝戦のようなものだ。僕たちは、楽しむためにこの大会に来たわけじゃない」

スアレスは、ピッチ外で度々議論を巻き起こしてしまう選手でもあるが、そういった言動よりも自身のパフォーマンスが評価されることを望んでいる。

「僕は謝罪を必要とする行為をしてしまったこともあるけれど、そのたびにきちんと謝ってきた。もちろん、そういった一時的な行為ではなく、僕のプレーを評価してほしいという気持ちはある」

「例えば、ウルグアイ最多得点者にあと1ゴールに迫ることは、誇りだ。(ディエゴ・)フォルランがその記録を持ち続けてくれればうれしいし、僕がその記録を持つことになれば、謙虚さをもってお祝いするよ」
提供:goal.com