ブッフォンはバロテッリを擁護 「深刻なことをしたわけじゃない」

2013.06.08 10:30 Sat
イタリア代表は7日、2014年ブラジルW杯欧州予選でチェコ代表と対戦し、敵地で0-0と引き分けた。GKジャンルイジ・ブッフォンは内容が良くなかったことを認めつつ、重要なポイントを手にできたと話している。また、退場したFWマリオ・バロテッリを擁護した。

立ち上がりから主導権を譲ったイタリアは、終始チェコに押される展開で、ゴールを奪うことができず。後半にはバロテッリが2度の警告で退場となり、数的不利に陥った。だが、ブッフォンの活躍もあって失点は避け、勝ち点1を手にしている。

ブッフォンは試合後、イタリア『Rai』で次のように語った。

「重要な1ポイントだ。こういう試合には適切な闘争心や怒りで臨まなければいけない。テクニックや走りじゃないんだ。戦う気持ちが必要なんだよ。どの選手も1カ月ほどプレーしていなかったから、ピッチで苦労していた」

「フィジカルと精神的なアプローチの問題だったと思う。リーグ戦が終わると気が抜けるもので、準備ができていない状態でこういう試合を迎えるんだ。かなりハードなトレーニングをしてきたことも言っておくべきだね。でも大事なのは、代表のユニフォームへの想いだ。それは誰も欠かさなかった」

チェーザレ・プランデッリ監督は試合後、バロテッリに挑発に乗らないように求めた。一方でブッフォンは、バロテッリについてこのように述べている。

「深刻なことは何もなかったと思う。イエローカードを2枚もらうことは誰にでもあり得るし、何より僕はオーバーなカードだったと思っている。大事なのは、ピッチに出たときに全力を尽くすことだ。成長したかどうかは、カードを1枚もらうかどうかで分かるわけじゃない」


提供:goal.com

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