プランデッリ、退場のバロテッリに「成長しろ」

2013.06.08 10:12 Sat
イタリア代表は7日、2014年ブラジルW杯欧州予選でチェコ代表と対戦し、敵地で0-0と引き分けた。チェーザレ・プランデッリ監督は勝ち点1を挙げたことに納得するとともに、退場になったFWマリオ・バロテッリについて、成長しなければいけないと話している。

立ち上がりから主導権を譲ったイタリアは、終始チェコに押される展開で、ゴールを奪うことができず。後半にはバロテッリが2度の警告で退場となり、数的不利に陥った。だが、GKジャンルイジ・ブッフォンの活躍もあって失点は避け、勝ち点1を手にしている。

プランデッリ監督は試合後、イタリア『Rai』で次のように語った。

「ハードなシーズンが終わったところだったから、ベストの状態ではいられなかった。キレを欠いたし、動きにスピードもなかったね。だが、こういう試合は気持ちを強くするものだ。我々は勝ち点を望んでいた。とても重要な1ポイントであり、我々はこの勝ち点を挙げるにふさわしかったよ」

「バロテッリ? 彼はこういう状況を受け入れられるようにしなければいけない。成長しなければならないんだ。我々はそれを彼に理解させたい。彼はたくさんのファウルを受けた。主審からあまり取ってもらえなかった。そして挑発という罠に陥ってしまったんだ。(退場する前に)交代させたかったのだが、時間がなかった」

バロテッリとコンビを組んだFWステファン・エル・シャーラウィも精彩を欠いた。

「彼にはパーソナリティがある。だが、私が関心あるのは、彼がチームに深みをもたらせるかどうかだ。それをやれたのは2、3度だけだったがね」


提供:goal.com

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