オジェック「オーストラリア代表に大きな可能性を感じる」
2013.06.03 13:10 Mon
W杯アジア最終予選の日本代表vsオーストラリア代表は、4日に埼玉スタジアムで行われる。勝ち点1の獲得で本大会出場が決定する日本に対し、グループ3位と苦しい状況にあり、勝利が欲しいオーストラリアはアウェイでどう戦おうとしているのか。ホルガー・オジェック監督と、キャプテンのDFルーカス・ニールが前日会見に臨んだ。
オジェック:「明日はW杯予選の最後の連戦の1試合目だ。日本はここまで予選で順調なので、明日は興味深く集中した試合になると思う。我々にとっては、結果を出すことが大事。結果を出して、最後のホーム2試合に臨まなければならない」
―(かつて監督を務めた浦和の本拠地での試合は)我が家に戻ってきたような気分でしょうか。
オジェック:「確かに皆さんとは過去に何度もこうした場でお話ししてきたが、明日は今までとはまったく違う状況になる。率いるチームが完全に違うということと、目標もまったく異なるということ。懐かしいという感情は完全に置いておいて、過去ではなく、明日の試合に集中したい」
―監督に日本での経験があることが、プラスになると考えているか?
オジェック:「選手としての経験、監督としての経験は、それぞれ異なる。監督としては、自分の経験をベースに指示をするが、監督がどんなに指示を出しても、それを自分のものにしてピッチ上で実現するのは選手だ。だから最終的には選手次第ということだ」
ニール:「日本との試合はタフなものになる。明日も非常に手強い試合になることは、今から分かっている。両チームには強力なライバル関係があるし、今後を決める重要な試合になる。日本のサポーターも大歓声で応援するだろうから、そういう意味でも僕らにとってはチャレンジになる」
―ニール選手に質問です。日本はここで決めたいという期待があるが、最近は連敗しているのでプレッシャーがある。それはオーストラリアにとってメリットになるでしょうか?
ニール:「確かに日本は連敗していて、その状況では最大限の自信を持って試合に臨むことは難しいと思う。それでも、サポーターが強く後押しするので、いい試合になるだろう。そういう意味で、応援に動かされる部分はあると思う。日本は数字的にほぼ本大会出場が決まったも同然なので、本当にプレッシャーがあるのかどうかは分からない。僕らは勝ち点1でも取ることが大事だ」
―監督とニール選手に。両チームはビッグマッチで何度も対戦してきたが、今までの経験を踏まえ、オーストラリアの強みはどこにあると考えるか?
オジェック:「監督としては、オーストラリア代表に大きな可能性を感じている。経験豊かなベテランと、経験を積んでどんどん上達している若い選手がうまくミックスされて、非常に質の高いプレーをしており、自信も持っている。テクニカルなフットボールをしており、非常にバランスが取れたチームだと思う」
ニール:「選手として言えるのは、僕らは90分間では過去10年日本に負けていないということ。明日は良い試合になると思うが、今までの結果に基づいて、次も良い結果を出せると思う。自分たちを信じて、可能性のある限りベストを尽くせば、勝ち点を持ち帰れると思っている」
―今回は1週間前から日本に入ってトレーニングしたが、その理由と成果は?
オジェック:「まず、日本の環境に慣れることが大事だった。そしてチームとしてまとまることも。いつもは2、3日練習するのだが、今回はプラス2日間ほど練習ができた。一緒にトレーニングできたので、効率的に練習を活用することができた」
―監督とニール選手に。監督は数分前に「オーストラリアはテクニカルなフットボールをする」と言っていたが、日本の新聞の見出しを訳してもらうと「オーストラリアのロングボールに注意しろ」と書いてあった。これはリスペクトに欠けているのでは?
オジェック:「本当にきちんと翻訳したのかな? 私は、『新聞に書いてあることは何でも信じなさい』と母に教わって育てられたので、それが事実なのではないか(笑)」
ニール:「それ以上付け加えることは何もないです(笑)」
提供:goal.com
オジェック:「明日はW杯予選の最後の連戦の1試合目だ。日本はここまで予選で順調なので、明日は興味深く集中した試合になると思う。我々にとっては、結果を出すことが大事。結果を出して、最後のホーム2試合に臨まなければならない」
―(かつて監督を務めた浦和の本拠地での試合は)我が家に戻ってきたような気分でしょうか。
オジェック:「確かに皆さんとは過去に何度もこうした場でお話ししてきたが、明日は今までとはまったく違う状況になる。率いるチームが完全に違うということと、目標もまったく異なるということ。懐かしいという感情は完全に置いておいて、過去ではなく、明日の試合に集中したい」
―監督に日本での経験があることが、プラスになると考えているか?
オジェック:「選手としての経験、監督としての経験は、それぞれ異なる。監督としては、自分の経験をベースに指示をするが、監督がどんなに指示を出しても、それを自分のものにしてピッチ上で実現するのは選手だ。だから最終的には選手次第ということだ」
ニール:「日本との試合はタフなものになる。明日も非常に手強い試合になることは、今から分かっている。両チームには強力なライバル関係があるし、今後を決める重要な試合になる。日本のサポーターも大歓声で応援するだろうから、そういう意味でも僕らにとってはチャレンジになる」
―ニール選手に質問です。日本はここで決めたいという期待があるが、最近は連敗しているのでプレッシャーがある。それはオーストラリアにとってメリットになるでしょうか?
ニール:「確かに日本は連敗していて、その状況では最大限の自信を持って試合に臨むことは難しいと思う。それでも、サポーターが強く後押しするので、いい試合になるだろう。そういう意味で、応援に動かされる部分はあると思う。日本は数字的にほぼ本大会出場が決まったも同然なので、本当にプレッシャーがあるのかどうかは分からない。僕らは勝ち点1でも取ることが大事だ」
―監督とニール選手に。両チームはビッグマッチで何度も対戦してきたが、今までの経験を踏まえ、オーストラリアの強みはどこにあると考えるか?
オジェック:「監督としては、オーストラリア代表に大きな可能性を感じている。経験豊かなベテランと、経験を積んでどんどん上達している若い選手がうまくミックスされて、非常に質の高いプレーをしており、自信も持っている。テクニカルなフットボールをしており、非常にバランスが取れたチームだと思う」
ニール:「選手として言えるのは、僕らは90分間では過去10年日本に負けていないということ。明日は良い試合になると思うが、今までの結果に基づいて、次も良い結果を出せると思う。自分たちを信じて、可能性のある限りベストを尽くせば、勝ち点を持ち帰れると思っている」
―今回は1週間前から日本に入ってトレーニングしたが、その理由と成果は?
オジェック:「まず、日本の環境に慣れることが大事だった。そしてチームとしてまとまることも。いつもは2、3日練習するのだが、今回はプラス2日間ほど練習ができた。一緒にトレーニングできたので、効率的に練習を活用することができた」
―監督とニール選手に。監督は数分前に「オーストラリアはテクニカルなフットボールをする」と言っていたが、日本の新聞の見出しを訳してもらうと「オーストラリアのロングボールに注意しろ」と書いてあった。これはリスペクトに欠けているのでは?
オジェック:「本当にきちんと翻訳したのかな? 私は、『新聞に書いてあることは何でも信じなさい』と母に教わって育てられたので、それが事実なのではないか(笑)」
ニール:「それ以上付け加えることは何もないです(笑)」
提供:goal.com
|