ビアホフ氏「ドイツは発展を続けている」

2013.05.07 14:45 Tue
ドイツ代表のチームマネジャーを務めるオリバー・ビアホフ氏は、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントのCL決勝進出を受け、ドイツサッカーの順調な発展を喜ぶ様子を見せている。

国内と欧州の両方で圧倒的な結果を残してきた2チームに限らず、リーグ全体のレベルが上がっているとビアホフ氏はドイツ『キッカー』に対して語った。

「もちろんバイエルンとドルトムントは突出している。だが、リーグ全体を比較すれば、試合の質という点でブンデスリーガそのものも1番の位置にいる。10年前に行われたインフラや指導者育成や選手たちへの投資が、大きな規模で結実しつつある。浮かれずに慎重にならなければいけないが、今の状況は最初の輝きかもしれない。変化が訪れようとしているということだろう」

「バイエルンが過去4年間で3度決勝に進んだという事実は偶然ではない。ドイツのサッカーは国際レベルで発展を続けている。今後の数カ月や数年でそれが確かなものだと証明しなければならないが、私は未来を楽観視している」

バイエルンとドルトムントの戦いぶりは、ドイツの国全体としてのスタイルを示すものだとビアホフ氏は語る。

「バルセロナ(のスタイル)の後に何が来るのかという問題に対処しなければならないと、いつもDFB(ドイツサッカー連盟)と話していた。両チームは、我々のプレースタイルを示してくれた。規律や運動能力、力強さといったドイツの良さに、選手たちの高いスキルも組み合わされている」


提供:goal.com

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