カーン氏、ミスで失点のノイアーに苦言

2013.03.29 16:20 Fri
元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏は、26日のW杯欧州予選カザフスタン戦でミスから失点を許したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに対し、より安全な選択肢を採るべきだったと苦言を呈した。

ドイツは3点をリードした後、後半立ち上がりにノイアーがバックパスの処理を誤り、ボールを奪われて1点を返された。その後1点を加えたドイツは4-1で勝利を収めている。

ドイツ代表でもバイエルンでも後輩にあたるノイアーに関して、カーン氏はドイツ『アーベントツァイトゥング』に次のように語った。

「迷いが生じた時には、必ず安全なプレーをするように心がけていた。今のGKは(足元の)技術も非常に優れており、様々な状況を打開しようとするのは確かだ。フィールドプレーヤーのようにプレーに関与できるかもしれない。だが、適切なバランスを取ることが大事だ」

「(イケル・)カシージャスや(ジャンルイジ・)ブッフォン、(エドウィン・)ファン・デル・サールや(ピーター・)シュマイケルなど、偉大なGKはいつもリスクと安全性をうまくミックスさせてきた。GKは『このリスクが試合に影響するだろうか?』と考えなければならない」

一方で、カーン氏はノイアーがバイエルンに加入して以来成長してきたとも称賛している。

「マヌエルがまだシャルケにいた頃は、彼のスタイルは正気じゃないと思うことが多かった。バイエルンではそこが修正され、非常に良くなってきた」


提供:goal.com

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