デシャン監督「相手がどこだったかを忘れてはいけない」

2013.03.27 11:22 Wed
フランス代表は26日、2014年ブラジルW杯欧州予選でスペイン代表と対戦し、ホームで0-1と敗れた。グループ首位の座を明け渡したディディエ・デシャン監督だが、相手が世界王者だったことを忘れてはいけないと話している。

スペインに勝ち点2差を付けてホームでの天王山を迎えたフランス。だが、チャンスを決めることができず、後半にFWペドロ・ロドリゲスの決勝点を許し、大一番を落とす結果となった。残り3試合となり、フランスはスペインに勝ち点1差の2位に転落している。

試合後のデシャン監督のコメントを、『フランス・フットボール』が伝えた。

「ポゼッションはスペインだったが、それはサプライズではない。最も残念だったのは、彼ら以上にチャンスをつくったが、決められなかったことだ。前半は我々がうまく守ったがね。だが、相手がどこだったのかを忘れてはいけないよ。我々はファイトした。だが、落胆する結果だね。10人になってからも、我々は危険をつくることができた」

FWカリム・ベンゼマは代表でノーゴールが続いており、大きな批判を浴びている。だが、デシャン監督は「残念ながら、すごく騒がれているね。だが、それは不要だ。カリムはゴールを決められなかったが、面白いプレーもしたよ」と、同選手をかばった。

また、負傷明けのMFヨハン・カバイェや、退場したポグバを起用したことへの後悔を問われると、指揮官は「まったくない。ポグバは退場したが、そのポテンシャルを示した。ヨハンもプレーできるコンディションだった」と強調している。


提供:goal.com

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