イングランド、大一番で引き分け首位浮上ならず《ブラジルW杯欧州予選》
2013.03.27 07:05 Wed
26日に行われたW杯欧州予選グループH、モンテネグロvsイングランドは、1-1の引き分けに終わった。
グループ首位モンテネグロと勝ち点2差で追う2位イングランドの大一番は、アウェイのイングランドが好スタートを切った。
開始3分、FWルーニーのループシュートがポストを叩く惜しいシーンで幕を開けると、6分にはDFグレン・ジョンソンの左足のミドルシュートがDFをかすめて、クロスバーに当たった。
すると、このCKから先制点が決まる。左からのCKをMFジェラードがファーサイドに送ると、ルーニーが競り勝ってヘッド。これがゴール右に決まり、イングランドが幸先良くリードを手にした。
ホームのモンテネグロは次第にボールを持ち始め、敵陣に攻め込めるようになる。しかし、イングランドもしっかりと対応した。
24分には、カウンターで再びイングランドにチャンス。MFクレバリーのパスを受けて左からルーニーがクロスを上げると、MFウェルベックが飛び込む。しかし、ルーニーのパスがやや高く、届かない。
その後もモンテネグロに大きなチャンスを与えないイングランドは、1点リードで前半を終えた。
後半の立ち上がりにモンテネグロが好機をつくる。47分、ペナルティエリア右のFWヴチニッチがサイドへ開くと、DFサビッチが上がってファーへクロス。このボールをFWヨベティッチが頭で合わせた。しかし、このシュートはわずかに枠の外。同点弾にはならない。
その後もモンテネグロがゴールを目指す展開が続く。59分には、CKでチャンス。相手が触れたボールがペナルティスポット付近のヴチニッチのもとへ転がり、ダイレクトでシュートを狙った。しかしミートしきれず、これも枠外に外れる。
64分には、カウンターで攻め込んだ。ジェラードのCKを拾ってカウンターを仕掛けると、敵陣右よりの位置からヨベティッチが左前方でフリーになっているヴチニッチを狙う。しかし、相手のプレッシャーを受けてのパスは精度を欠き、そのままGKハートのもとへ飛んでしまった。
72分のヴチニッチのシュートは枠外で、74分のヨベティッチのシュートはGKに止められる。続くCKではジェラードが触ったボールがゴールの方向へ飛ぶも、ポストに当たって外側にそれ、モンテネグロは同点弾が入らない。
しかし76分、ようやくモンテネグロがイングランドゴールをこじ開けた。右からのCKを後半からの出場のMFダムヤノビッチがヘッド。GKに弾かれたボールを再びダムヤノビッチが狙うが、今度はウェルベックにブロックされた。それでも3度目の正直でダムヤノビッチが押し込み、1-1となる。
ホームで勝ち点3が欲しいモンテネグロと、グループ首位浮上を目指すイングランド。終盤はどちらも勝ち越しゴールを狙うオープンな戦いになった。
イングランドは90分、ゴール前でジェラードが強烈な左足のボレーシュートを放つが、コースがやや甘く、GKに止められる。アディショナルタイムのFKはGKが触り、CKになった。
試合は1-1で終了。アウェイとはいえ、首位浮上のチャンスを逃したイングランドにとっては、手痛い引き分けとなった。
提供:goal.com
グループ首位モンテネグロと勝ち点2差で追う2位イングランドの大一番は、アウェイのイングランドが好スタートを切った。
開始3分、FWルーニーのループシュートがポストを叩く惜しいシーンで幕を開けると、6分にはDFグレン・ジョンソンの左足のミドルシュートがDFをかすめて、クロスバーに当たった。
すると、このCKから先制点が決まる。左からのCKをMFジェラードがファーサイドに送ると、ルーニーが競り勝ってヘッド。これがゴール右に決まり、イングランドが幸先良くリードを手にした。
ホームのモンテネグロは次第にボールを持ち始め、敵陣に攻め込めるようになる。しかし、イングランドもしっかりと対応した。
24分には、カウンターで再びイングランドにチャンス。MFクレバリーのパスを受けて左からルーニーがクロスを上げると、MFウェルベックが飛び込む。しかし、ルーニーのパスがやや高く、届かない。
その後もモンテネグロに大きなチャンスを与えないイングランドは、1点リードで前半を終えた。
後半の立ち上がりにモンテネグロが好機をつくる。47分、ペナルティエリア右のFWヴチニッチがサイドへ開くと、DFサビッチが上がってファーへクロス。このボールをFWヨベティッチが頭で合わせた。しかし、このシュートはわずかに枠の外。同点弾にはならない。
その後もモンテネグロがゴールを目指す展開が続く。59分には、CKでチャンス。相手が触れたボールがペナルティスポット付近のヴチニッチのもとへ転がり、ダイレクトでシュートを狙った。しかしミートしきれず、これも枠外に外れる。
64分には、カウンターで攻め込んだ。ジェラードのCKを拾ってカウンターを仕掛けると、敵陣右よりの位置からヨベティッチが左前方でフリーになっているヴチニッチを狙う。しかし、相手のプレッシャーを受けてのパスは精度を欠き、そのままGKハートのもとへ飛んでしまった。
72分のヴチニッチのシュートは枠外で、74分のヨベティッチのシュートはGKに止められる。続くCKではジェラードが触ったボールがゴールの方向へ飛ぶも、ポストに当たって外側にそれ、モンテネグロは同点弾が入らない。
しかし76分、ようやくモンテネグロがイングランドゴールをこじ開けた。右からのCKを後半からの出場のMFダムヤノビッチがヘッド。GKに弾かれたボールを再びダムヤノビッチが狙うが、今度はウェルベックにブロックされた。それでも3度目の正直でダムヤノビッチが押し込み、1-1となる。
ホームで勝ち点3が欲しいモンテネグロと、グループ首位浮上を目指すイングランド。終盤はどちらも勝ち越しゴールを狙うオープンな戦いになった。
イングランドは90分、ゴール前でジェラードが強烈な左足のボレーシュートを放つが、コースがやや甘く、GKに止められる。アディショナルタイムのFKはGKが触り、CKになった。
試合は1-1で終了。アウェイとはいえ、首位浮上のチャンスを逃したイングランドにとっては、手痛い引き分けとなった。
提供:goal.com
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