デシャン「スペインとポゼッション勝負はしない」

2013.03.26 13:57 Tue
フランス代表は26日、2014年W杯予選でスペイン代表と対戦する。ディディエ・デシャン監督は、世界王者スペインとポゼッションで争うことはしないと語った。また、スペインに敬意を払いはしても、恐れることはないと強調している。

22日のグルジア戦で3-1と勝利したフランスは、フィンランドと1-1で引き分けたスペインに勝ち点2差を付け、欧州予選グループIの首位に立っている。ホームでの大一番を前に、デシャン監督は会見で次のように語った。

「我々はボールを持ったときにそれを生かし、彼らに守備をさせなければいけない。マドリッドでの一戦とほぼ似たようなシナリオとなるだろう。このチームとポゼッションで勝負するのは意味がない。だが、ボールを持ったときは、それを最大限に生かしたいね」

スペインがフィンランドと引き分けたことで、フランスは有利な立場に立ったと言えるだろう。直接対決を引き分けで終えても、フランスはグループ首位での予選突破に最も近い位置を維持できるからだ。だが、デシャン監督は勝利を目指して戦うと強調した。

「監督として準備する試合では、常に勝利を目指して準備する。前回の対戦の前にも、我々は彼らに敬意を払っていた。スペインの方が確実さを持っていたけど、我々は彼らを抑えることができたんだ。敬意と恐れは違う。我々は自分たちの力を発揮しなければいけない」

「彼らの方が、より勝たなければいけないと感じているのは確かだろう。だが私は、フィンランド戦が違う結果だったとしても、彼らはこの一戦で勝ちにきたと思うよ。今は勝ち点2差が付いている。明日、どうなるかを見よう」


提供:goal.com

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