大勝に満足のホジソン、モンテネグロ戦は「ビッグゲーム」

イングランド代表は22日、2014年W杯欧州予選でサンマリノ代表と対戦し、敵地で8-0と大勝した。ロイ・ホジソン監督は大勝に満足する一方で、26日のモンテネグロ代表戦に向けて意気込んでいる。

オウンゴールで先制したイングランドは、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン、FWジャーメイン・デフォー、MFアシュリー・ヤング、MFフランク・ランパードと立て続けに加点。前半だけで5-0と勝負を決めると、後半にもFWウェイン・ルーニー、FWダニエル・スタリッジが追加点を奪い、最後はデフォーが自身この日2点目となるゴールでゴールショーを締めくくった。

だが、グループHの首位モンテネグロ代表も、同日の試合でモルドバ代表を1-0と下しており、イングランド代表が勝ち点2差でモンテネグロ代表を追う展開は変わらなかった。26日に行われる敵地での直接対決は、イングランド代表にとって勝利が必要な一戦となる。

ホジソン監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で、次のように語った。

「とても良かったね。チャンスがなかった一部の選手たちが、今夜先発できたのも素晴らしかった。全員が私の期待に応えてくれたと思う。相手がブラジルではなく、サンマリノであることは分かっている。だが、選手たちはプレーと、そしてもちろん大量ゴールに満足していると思うよ。勝利を収めたことと、我々のプレーの仕方が、最も重要だと思う」

「モルドバ戦の結果にかかわらず、火曜の試合はビッグゲームだ。グループ首位の座を争う真剣なライバルの一つだからね。我々は全力で結果を残す努力をしなければいけない」

また、ホジソン監督はこの日の好パフォーマンスを受け、モンテネグロ代表戦でのメンバー選考が大変になったと認めている。

「間違いなくそうだね。相手がどこであろうと、イングランド代表でプレーするチャンスを得たときは、良いプレーをして監督の信頼が正しいことを示すことが大事だと思う。カイル・ウォーカーのような若い選手は、満足してはいけない。だが彼は、やるべきことを、我々が望んでいたことをやってくれた」


提供:goal.com