レーブ「ハーフタイムで勝負は決まった」

2013.03.23 10:24 Sat
ドイツ代表は22日、2014年W杯欧州予選でカザフスタン代表と対戦し、敵地で3-0と勝利を収めた。ヨアヒム・レーブ監督は勝利を喜ぶ一方で、MFマリオ・ゲッツェのトップ起用について、周囲が騒ぎすぎだと話している。

唯一のストライカーであるマリオ・ゴメスが負傷で欠場したドイツは、ゲッツェを最前線に置くゼロトップで試合に臨んだ。だが、20分にMFバスティアン・シュバインシュタイガーのゴールで先制すると、2分後にはゲッツェが加点。74分にもMFトーマス・ミュラーが3点目を奪って勝負を決めた。

ドイツ代表は5試合を消化して4勝1分けの勝ち点13でグループCの首位を走っている。2位のスウェーデン代表が同日の試合で引き分けたため、消化が1試合多いながらも、ドイツのリードは勝ち点5となった。予選突破に向けて良い位置に付けていると言えるだろう。

レーブ監督は試合後、ドイツ『ZDF』に対し、次のように話している。

「もちろん、勝たなければいけない試合だった。ハーフタイムで勝負は決まったと思う。人工芝? 一部の選手にとって簡単じゃなかったのは見てのとおりだ。前半はうまくボールを動かせた。だが、カザフスタンの守備がうまいことを認めないとね。ペナルティエリアに10人の選手がいれば、スペースを見つけるのは難しい」

「ゲッツェの偽9番? それについて騒がれすぎだと思う。それはオプションの一つだ。何度か試してきた。だが、我々にはミロスラフ・クローゼやマリオ・ゴメスもいる」

ドイツは19分に代表初先発のMFユリアン・ドラクスラーが、脳震とうの疑いでFWルーカス・ポドルスキと交代している。レーブ監督はポドルスキをベンチスタートとしたことについて、次のように話している。

「代表では誰もがプレッシャーを感じなければいけない。ルーカスはしばらくプレーしていなかった。ドラクスラーは練習で良かったし、最近はシャルケでうまくやっている。最初から彼を見たかった。先月はマルコ・ロイスがあの位置でとても危険な存在になっていた。だから、激しいポジション争いがあると言えるね」


提供:goal.com

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