ポグバ&ヴァランがデビュー フランス、快勝で単独首位に《W杯欧州予選》

2013.03.23 07:40 Sat
22日に行われたW杯欧州予選グループI、フランスvsグルジアは、3-1でホームのフランスが勝利を収めた。同日の試合でスペインが引き分けたため、フランスは勝ち点2差を付けて単独首位に立っている。

26日にスペインとの直接対決を控えるフランスは、守備ラインでDFヴァランが、中盤でMFポグバが、それぞれ先発で代表デビュー。前線はFWジルーとFWベンゼマがコンビを組み、両サイドのMFリベリとMFヴァルブエナが攻撃を組み立てる。

格下グルジアを相手に立ち上がりから主導権を握ったフランスは、6分にリベリのシュートがクロスバーを叩くなど、すぐにビッグチャンスをつくる。16分にも、クロスを中央で受けたジルーの落としから、ベンゼマがペナルティエリア内でフリーとなったが、シュートは相手GKに阻まれた。

ポグバがデビューらしからぬ存在感を見せ、両サイドもキレを見せるフランスは、一方的にグルジアを攻め立てるが、ネットを揺らせない。逆に、28分にDFアミスラシビリに決定的なヘディングを許し、41分にはFWコバシジェのミドルに肝を冷やされたが、いずれも守護神ロリスのセーブでしのいだ。

攻めながらも得点を奪えず、反対にピンチも迎えるなど、嫌なムードが漂いつつあったフランスだが、前半アディショナルタイムに均衡を破ることに成功する。ヴァルブエナのFKにジルーが頭で合わせ、ついにグルジアのゴールをこじ開けた。

先制して前半を終えられたフランスは、後半立ち上がりの2分に追加点。左に開いたジルーのキープから、リベリを経由して中央へ。これを受けたヴァルブエナが、ペナルティアークから右足シュートでネットを揺らす。

これで楽になったフランスは、10分のベンゼマの決定機こそ相手GKに防がれたものの、16分に勝利を確実とする3点目を奪う。ヴァルブエナのフィードで左のスペースを突いたリベリが、ドリブルでペナルティエリア内に侵入すると、マークを抑えながらのグラウンダーのシュートでニアサイドを破った。

21分にヴァルブエナを下げたフランスは、26分に集中を切らして失点してしまう。自陣左サイドからクロスを入れられると、ニアでDFサコーが相手選手と交錯。こぼれたところを、コバヒーゼに一足早く反応され、ロリスもシュートを止められなかった。

それでも、フランスは残る2点のリードを守って勝利。スペインの結果もあって、最高の形で26日の天王山に臨むこととなった。


提供:goal.com

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