スペイン、S・ラモス記念弾もフィンランドにまさかのドロー《W杯欧州予選》

2013.03.23 07:35 Sat
22日に行われたW杯欧州予選グループI第4節、スペイン代表vsフィンランド代表は、1-1のドローに終わった。この結果、スペインはグループIの首位をフランスに譲っている。

MFシャビとMFシャビ・アロンソを負傷で欠くスペインは、中盤にブスケッツ、イニエスタ、カソルラを据えた。また、この試合で先発出場を果たしたDFセルヒオ・ラモスが最年少での代表100キャップを達成している。

スペインは、試合開始から全員が自陣に引いて守るフィンランドを攻め立てる。ボールを支配して左サイドのFWビジャ、DFジョルディ・アルバを中心に攻撃を仕掛けていく。しかし、20分にMFイニエスタ、24分にMFカソルラがミドルシュートを放ものの、いずれも単発に終わり、前半は得点を奪えず。スコアレスで後半に向かった。

デル・ボスケ監督は、後半からカソルラに代えてFWペドロを投入。ビジャをセンターに移し、右にFWダビド・シルバ、左にペドロと前線に並べて攻撃の活性化を図った。

スペインが均衡を破ったのは、後半4分だった。D・シルバの左からのCKに、S・ラモスがヘディングで合わせてネットを揺らす。S・ラモスは代表100キャップを自身のゴールで祝っている。

ポゼッション率を85%まで高め、フィンランドを圧倒していたスペインだったが、34分にまさかの同点弾を喫する。右サイドを破られると、最後は中央でFWプッキに押し込まれて追いつかれた。逆転が必要となったスペインは、再び猛攻に出たが、ゴール前を固めたフィンランド守備陣を崩すことはできず。ホームで引き分け、グループIの首位から陥落している。
提供:goal.com

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