ハート「代表のレギュラーは譲らない」

マンチェスター・シティ所属のイングランド代表GKジョー・ハートは、GKベン・フォスターの復帰を歓迎しながらも、レギュラー争いで譲るつもりはないとしている。

WBAでプレーするフォスターは、2年間の空白を経て、2014年W杯予選に臨む今回の代表に復帰した。ハートはイギリス『テレグラフ』で、フォスター復帰について次のように話している。

「ベンと再会するのは素晴らしいよ。彼は安定した選手で、練習でも試合で対戦するときも、一緒にうまくやれる。彼のようなキーパーがいるのは良いことさ。ここにはトップクラスのキーパー3人がおり、ジャック・バトランドやジョン・ルディもいる。どこにでも才能を持ったキーパーはいるんだ」

「フォスターは僕を追い出すほど良い選手か? そうだね。でも、僕は代表チームを離れるときは常にそう感じてきたよ」

だが、ハートは次のように続け、イングランド代表の正守護神というポジションを守りたいとも付け加えた。

「今の僕は恵まれた立場にいる。夢にも思わなかったよ。こうなるなんて、思っていなかったからね。僕はずっと自分が望むことをやっている。キーパーがほかにいなくても、1000人いても、僕は仕事をするし、練習をするよ」

「ナンバーワンの座を守りたい。昨年のEURO2012は、僕のキャリアにおいて、本当に重要なポイントだった。サッカー人生の中で最高の出来事の一つだったね。あのような大会に出るのは、夢なんだよ」

W杯欧州予選グループHの2位に付けるイングランドは、22日にサンマリノ、25日にモンテネグロとそれぞれアウェイで対戦する。


提供:goal.com