「主演俳優」レイナ、バルサ移籍説を一蹴

2013.03.19 19:19 Tue
リバプールのGKホセ・マヌエル・レイナは、自らが出演した映画のトークショーでスペイン代表GKビクトール・バルデスの退団後にバルセロナへ移籍するという噂を一蹴し、スペイン代表戦への準備を語った。

スペイン『スポルト』によると、レイナは18日、短編映画『インビクタス』のハビエル・フェセル監督とのトークショーでこの移籍の噂について「まったく何もない」と否定した。

「バルサは偉大なクラブだけど、僕はリバプールにいて幸せだよ」

来年夏でバルセロナから退団する意志を固めているバルデスについては、「彼は友達だ、どんな決断をしてもそれを尊重したいね。彼には彼なりの理由があるんだろう、僕には何も言わないよ。僕はニュース記事で知るだけさ」と付け加えた。

レイナはこの『インビクタス』で、スペイン人プロサッカー選手としては初めて主演として演技をした。

スペイン代表はW杯予選として22日にホームでフィンランド、26日にアウェーでフランスと対戦するが、レイナは指を負傷中のレアル・マドリーGKイケル・カシージャスに代わって代表のゴールを守ることが予想されている。

「数日間、この試合のために準備する時間がある。代表チームは何年もかけて作り上げたんだ。一緒にプレーし、成功してきた。そして、今度は2つの大きな試合がある」とレイナはこのトークショーで語った。

「金曜日(フィンランド戦)、最初の重要な試合だ。何が起こるかは分からない。勝って、力を持ってフランス戦に臨む必要がある。それが僕らの目標だし、そう皆さんにお見せするよ」

W杯やユーロでの優勝でスペイン代表の意欲が落ちているという見方には「僕らはとてもハングリーだ。成長し続けること、歴史を作ること、勝利を通じて国に喜びを与えることにね」としてこれを否定した。

レイナはスペイン『ムンド』でもこのW杯予選について触れた。

「イケルがいないからといっても僕がすることに変わりはないさ。代表戦は常にエキサイティングだし、準備もしているよ。招集された選手全員がプレーできるほど幸運じゃない。たった11人だけが試合に出られる。でも自分の国から招集されるのはとても名誉なんだ」

また、カシージャスの負傷後、1月にセビージャからマドリーへ移籍したGKディエゴ・ロペスについてもこう語った。

「ディエゴは良くプレーしているよ。いくつもの試合で彼が試合を決めたし、疑いなく彼はマドリーにふさわしいGKだ。でも代表チームでは、誰を起用するか決めるのは監督だ」
提供:goal.com

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