アデバヨール、合流の遅れでTFFを批判

トッテナムに所属するトーゴ代表FWシェイ・エマヌエル・アデバヨールは、アフリカ・ネーションズ杯後にクラブへの再合流が遅れたことで、TFF(トーゴサッカー連盟)を批判している。

アデバヨールは、アフリカ・ネーションズ杯で1ゴール2アシストを記録し、トーゴの準々決勝進出に貢献。ブルキナファソに敗れ大会を後にしたが、アデバヨールはチーム復帰が遅れたことで批判を浴びていた。ただ同選手は、TFFに責任があると主張している。

イギリス『ガーディアン』によるとアデバヨールは、「飛行機に乗るまで4日かかった。南アフリカを離れなければいけないと、会長に電話をしなければいけなかった。午後4時に空港に行くように言われて、そうしたけど結局それから10、12時間は空港にいた」と報道陣に語っている。

「何もできなかったし、僕のミスじゃない。準々決勝に進んだことは、この国には歴史的なことで、飛行機に乗ることはできなかった。大統領が祝福しに来てくれて、チームのキャプテンだからその場にいなければいけなかった。それからクラブが手配してくれた飛行機に乗った」

「コートジボワールが敗退した時、彼らの会長は飛行機を手配した。トーゴでは違うんだ。フットボールのことに集中したいけど、トーゴではそうできない。何を食べるかもどこで眠るかも考えなければいけない。この10年、そうやっているんだ」

アデバヨールはまた、来シーズンのCL出場権獲得に自信を見せており、「アーセナルにいた時、僕の仕事はゴールを決めることだった。でもトッテナムにいる今は、チームがトップ4でシーズンを終える助けになることだ」と語っている。

「今シーズンはビッグチャンスだし、昨シーズンと同じミスを犯してはいけない。トッテナムは年々進化しているし、我々は道を見つけなければいけない。特に自分にとっては、アーセナルを離れたのが正しかったと証明する大きな機会だ」


提供:goal.com