内田も放出候補に? シャルケで大幅入れ替えの可能性か

ブンデスリーガ過去10試合で獲得勝ち点がわずか6ポイントと、絶不調のシャルケ。10位に低迷するチームにクラブ幹部は日本代表DF内田篤人を含む複数選手の放出も検討しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。

今シーズン終了までシャルケ指揮官の座が保障されているイェンス・ケラー暫定監督だが、すでにクラブ周辺から強烈な逆風を受けている。その中、ホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)は、あまりにも自信がないプレーを見せる選手に頭を抱えているという。

『シュポルト・ビルト』が伝えているところでは、放出選手はすでに決まっている。レンタル加入のオランダ代表MFイブラヒム・アフェラーイ(バルセロナ)、ブラジル人FWラファエル・アラウージョ(ディナモ・キエフ)はそれぞれの所属元に戻り、今シーズン限りで契約満了となるブラジル人FWエドゥとドイツ人DFクリストフ・メッツェルダーもシャルケに残らない。

そして同紙によると、7人の選手にはシーズン終了まで「ラスト・チャンス」が与えられるようだ。そのリストにナイジェリア代表FWヒネドゥ・オバシ、ルーマニア代表FWチプリアン・マリカ、フィンランド人FWテーム・プッキ、DF内田篤人、スイス代表MFトランキッロ・バルネッタ、ドイツ人GKラルフ・フェールマン、GKラルス・ウネルスタリが名を連ねているそうだ。

さらにシャルケは、オーストリア代表DFクリスティアン・フックスと内田のオプションとしてグロイター・フュルトで左サイドバックとしてプレーするガーナ人DFアブドュル・ババ・ラーマン、フランクフルトのドイツ人DFセバスティアン・ユングをリストアップしているという。

またシャルケは、以前からバイエルンが関心を抱いているドイツ代表DFベネディクト・ヘヴェデスが移籍した場合に備え、センターバック獲得を模索している。獲得候補に宿敵ドルトムントのドイツ人DFフェリペ・サンタナが挙がっているようだ。

同紙は、攻撃の補強としてハンブルガーSVの韓国代表FWソン・フンミン、マインツで好調のハンガリー代表アダム・サライが狙いどころと伝えている。ヘルトSDはこれらの人事に対してコメントはしていないが、スランプが続いているクラブの動向が注目される。

提供:goal.com