ナイジェリアGK「サッカー史上最悪の笛の一つだった」

2013.01.26 14:43 Sat
南アフリカで開催中のアフリカネーションズカップのグループリーグ第2戦、前回王者ザンビアvsナイジェリアの一戦は1-1の引き分けに終わった。ナイジェリアGKヴィンセント・エニェアマは、この試合の後半に取られたPKについて、「サッカー史上最低の笛の一つ」だったとして激しく批判している。

ともに第1戦を引き分けで終えていた両チームの対戦は、後半12分にFWエマヌエル・エメニケのゴールでナイジェリアが先制。そのまま逃げ切るかに思われたが、同40分にはザンビアにPKが与えられ、ザンビアのGKケネディ・ムウェーネがこれを成功させて試合を引き分けに持ち込んだ。

エニェアマは試合後の記者会見で次のようにコメントしている。

「おかしなPKの判定だったよ。サッカーの歴史上、見たことがある中で最悪の笛の一つだったと思う。アフリカのサッカーを発展させたいとしても、こんなのはサッカーじゃない。こういう大きな試合であんな判定は見たくない」

「実際のところ何が起こったのか分からない。前の試合では僕らの方に明らかなPKがあったはずだけど、取ってもらえなかった。ザンビア戦の判定は今まで見た中で最悪のものの一つだ」

問題の場面では、ナイジェリアのペナルティエリアの横のライン上付近でバウンドするハイボールに対してザンビアFWマユカとナイジェリアMFオナジが背中合わせになるような形で競り合い、マユカがバランスを崩して地面に膝をついたところでオナジのファールと判定された。

両チームの入ったグループCではブルキナファソが勝ち点4で首位に立ち、ナイジェリアとザンビアが勝ち点2、エチオピアが勝ち点1で続く。最終戦ではナイジェリアとエチオピア、ブルキナファソとザンビアが対戦する。


提供:goal.com

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