英国サイト期待の若手101人に日本人2人 ウィガン宮市とバルセロナ久保が選出

2012.11.14 17:18 Wed
イングランドのサッカーサイト『101 Great Goals』は12日、次世代のサッカー界で活躍するであろう101人の若手有望株を紹介した。スペイン『ドン・バロン』誌(2011年に休刊)が過去に行っていた企画を引き継いだ形のこの記事では、2人の日本人も紹介されている。アーセナルからウィガンへレンタル中の日本代表FW宮市亮が選出されたほか、バルセロナの下部組織でプレーする久保建英くんが、最年少でリストアップされた。

この101人の選考基準は、1991年1月以降に生まれた選手ということで、すでにサッカー界で名前を知られる選手も多数リストアップされている。

若手育成に定評のあるバルセロナからは、アルカンタラ兄弟、クエンカ、デウロフェウ、ジャン・マリー・ドング、マルティン・モントーヤ、セルジ・サンペル、クリスティアン・テージョと、多数の選手が選ばれた。その中でも群を抜いて若いのが、11歳の久保くんである。

久保くんに関して同サイトは「すでに『日本のメッシ』と呼ばれている」と紹介し、「優れた左足と視野の広さで注目されるナンバー10」と付け加えている。

宮市に関しては、アーセナルやウィガンではまだインパクトを見せていないとしながらも、以前にレンタルされたフェイエノールトやボルトンでは技術とスピードのあるウインガーとして力を見せたと紹介されている。

若手育成路線へシフトしているミランにも、期待の若手が多い。すでにミランで欠かせない選手となっているステファン・エル・シャーラウィは20歳。この夏に加入したエムバイェ・ニアンはまだ17歳だ。そして、ヒシャム・マストゥルは久保くんに次ぐ若さでの選出で、14歳である。ミランの公式サイトも、「エル・シャーラウィ、ニアン、マストゥルの3人を含め、セリエAで活躍する選手たちもリストに名を連ねた」とこの話題を伝えた。

そのほかでは、今シーズンのプレミアリーグで若手にチャンスが訪れているリヴァプールから、ファビオ・ボリーニ、ダニ・パチェコ、ジョンジョ・シェルベイ、ラヒーム・スターリング、スソ、サメド・イシェルの6人がピックアップされた。日本代表MF香川真司とともに今年夏にマンチェスター・ユナイテッドの一員となったMFニック・パウエルも名を連ねている。



提供:goal.com

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