100キャップのさらに先を見据えるジェラード

14日に行われるスウェーデン代表との国際親善試合に出場すれば、リバプールのMFスティーブン・ジェラードはイングランド代表でのキャップ数が100の大台に乗る。

記念すべきこの試合を前に、ジェラードは報道陣に対して次のように心情を語った。

「興奮しているし、少しナーバスになっている。イングランド代表の試合でこういう気持ちになるのは久しぶりのことだ。記録を達成することで、いつもより注目が集まっているせいでもあるだろう。試合が楽しみでならない」

「チームを引っ張る力になり、ピッチ上で何かを起こせるようにしたいと思っている。アシストをして、ゴールをして、模範を示すことでチームが付いてくるように努めている」

100キャップを積み重ねた長い時間を振り返りつつも、ジェラードは今後もまだイングランド代表でのキャリアを続けていくことに意欲を見せている。

「イングランド代表での道のりは波乱万丈だった。おそらくは代表チームの多くの選手たちが同じだろう。でも、これから先にもまだいくつかの新しい章があると感じている」

「終わりが近づいているとは感じていない。今の自分の位置や、イングランド代表での調子には本当に満足している。このチームのW杯予選突破を助けられるのを楽しみにしている」

現在32歳のジェラードは、2000年5月のウクライナ戦でイングランド代表にデビュー。100キャップを達成すれば、ピーター・シルトン、ボビー・ムーア、ボビー・チャールトン、ビリー・ライト、デイビッド・ベッカムに続いて歴代6人目となる。


提供:goal.com