ドゥンガ氏がネイマールにアドバイス

元ブラジル代表監督のドゥンガ氏は、サントスに所属するブラジル代表FWネイマールに、ヨーロッパ移籍を考えず、国内で経験を積むことに集中するようアドバイスした。

バルセロナ、レアル・マドリー、チェルシーからの関心が取り沙汰されるネイマールは、近い将来ヨーロッパのビッグクラブへ移籍すると予想されている。しかしドゥンガ氏は、あと3年はブラジルに残るべきと考えているようだ。

「今はヨーロッパでプレーすべきではない。3年後に行けばいい。今はブラジル最高の選手だ。だが彼はより経験を積まなければいけない。彼はブラジル最高の選手なんだ。今は、ブラジルに残るべきだと感じている。今ヨーロッパに行くことになれば、新しい環境に適応しなければいけない。パフォーマンスに影響を及ぼし得る」

「彼の目標は、2014年のW杯で活躍することでなければいけない」

現在ブラジルは、FIFAランキングで14位となっている。ドゥンガ氏はこのことについて、「チームがその順位にいることは望んでいない。スペインがベストだということを理解しているが、チームは成長している」と語った。

「我々は時間を必要としている。プレーし続ける必要があり、トップに立つだろう。良い選手は十分にそろっているし、チームは強くなっている。すぐに立ち直ると確信しているよ」

「(2014年W杯では)ホームアドバンテージがあるから、優勝の可能性がある。ネイマールや(チェルシーMF)オスカル、(サンパウロMF)ガンソ、ルーカスら多くのタレントがいる。クラブでレギュラーではないとしても、カカはブラジル代表の非常に重要な選手だ」

「ロナウヂーニョは、バルセロナ時代のようなプレーをすれば、歓迎すべき存在となるだろう。(マノ・メネゼス監督については)話すのは早すぎる。彼が今後、どのようにやっていくか見なければいけない」


提供:goal.com